五十二話 綺麗な目 ページ4
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「Aちゃん!!」
「Aちゃん!!」
あれ、この声_____
「今日はどこに行こっかな〜」
「ねぇ、気になるところってある?__って分からないんだっけ」
「よし!今日はプリクラを撮ろう!!」
『プリクラってなんですか?』
「写真だよ!写真!」
嗚呼、そうだった__撮ったね。二人で__
「ごめんね」
目の前には、″あの子″
嗚呼、これはあの日____
「ごめんなさいごめんなさいごめんね__本当にごめん___」
五月蝿い。五月蝿いよ。もういい。もう辞めて
もう、誰も信じない。
誰も信じたくない_______
『ッは___はぁ__はぁ__』
目が覚めると、真っ白な部屋だった
『__ここは__』
「起きたのね!!」
ズシッと体に重さが伝わる。
そこに居たのは、金髪青眼の女の子がいた
『貴方は__』
「アタシはエリスよ!!ずっと会いたかったの!」
『私に_?』
「ええ!本当に綺麗な目ね!貴方!」
『貴方の目も綺麗ですよ?』
そう言うと、きょとんとした顔になるエリス
「__有難う!!そうだ!チュウヤ呼んでくるわね!」
『えっ』
「チュウヤ、ずーっと心配してたのよ!」
じゃあね!と手を振って駆けていく少女に、ただただ呆然としているしか出来なかった
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作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月31日 21時