キミと出会えた奇跡を。【川村壱馬】

ココア ページ3

『お待たせしました！
こちらがマシュマロ・ココアでございます。』





すぐに口へと運んだ
味は疲れている俺にとって最高の味だった
ほんとに心と身体が暖まった気がした。





「すごく美味しいです。ありがとうございます。」





そう言って少し頬を緩ませた



すると、店員さんもほっとしたような表情を浮かべた




この人の名前、知りたいなぁと咄嗟に思った
でも、まだ初めてだし何回か通わないと名前聞けないし覚えてもらえない…




ってかこの人俺のこと知らないのかな…
変装なんてまったくしてないのに、




まぁ、知らない人はまだまだたくさんいるよな
この人と仲良くなりたい




次第に気になる想いが募っていくなか
この人は他のお客さんからも呼ばれていた






客「すいませーん」



『はーい！では、失礼します。ごゆっくり。』






この人は満面の笑顔でそう言った










笑顔はずるい、あの一撃でさらに心を打たれた
結構惚れちゃってるな…







その後もあの店員さんがどうしても気になりチラ見。
というか最終的には目で追っていた






あの人はテキパキと仕事をこなして他のお客さんにも
人気だった



”看板娘” ってやつか





ほかの店員さんも少ないし
あの人目当てで来る人も多いんちゃうかな







まぁ、俺も初めて来たけど
惚れてしまったから次来る時はあの人目当てということになってしまう ))事実だけど…笑







何回もここに通ってアピールしないと、
よし、頑張ろ

笑顔→←一目惚れ

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