二人っきりのご飯 ページ6
しばらく歩くと、スープの美味しそうな匂いがしてきた。
コーイチ「ここやで!」
コーイチくんの目はすごくキラキラしている。
やっぱりラーメン大好きなんだなぁー。と改めて思った。
早速お店に入り、案内された席に座りメニューをみていると、視線を感じた。
目線を上げるとコーイチくんが私をガン見していた。
私「ど、どうしたの!?顔になにかついてる?」
するとコーイチくんは得意の高笑いではなくクスクスと小さく笑いながら
コーイチ「ちゃうねん。あまりに真剣に見とったから、かわいいなー思って。」
私「もー。なんなんですか!やめてくださいよwww」
なんだかすごく恥ずかしい。メニューを真剣に見てるところをガン見されてるなんて。
お返しに、私もガン見してやるっ!!
コーイチ「.....................。」
やっぱり、綺麗な二重だなぁ。本当。このぱっちり二重はこれから私だけを見てくれるんだよね。なんかちょっとだけ優越感。
コーイチ「よし!!決めた。君は決めたん?お店の人呼ぶで?」
私「はい。大丈夫です!」
コーイチ「はいよ。あ、せや。これから敬語禁止な?敬語使うたら一回ごとにキスなwww」
私「ええええ!?わ、わかりました。」
コーイチ「あ、使った。ほなキスなwww」
私「うぅー。あ、後で!!」
コーイチ「ほんまか?約束なwww」
私「わ、わかったよ。」
私は慣れないながらも頑張った。
そんなことを話している間に注文をとりにきた。
私は味噌ラーメン。コーイチくんはなんか、聞きなれない単語を呪文のように唱えていてなにラーメンだかわからなかった。
私「え?今なんて言ったの??」
コーイチ「んー?あー。トッピングとかいろんな事言ったんやで。あんまりこーゆーとこ来へんやろ?」
私「うん。あんまり来ないかなぁー。だからちょっと新鮮!!」
コーイチ「ほんまか!?せやったらここの他にも美味しい店あんねんけど。次会うたら行かへん?」
私「うん!!行く!!」
そうして、話をしていると注文したものが運ばれてきた。
すごく美味しそうな匂いで。私はとてもお腹がすいた。
2人「「いただきまーす!」」
私「おいしい!!」
コーイチ「せやろ?!ここ本当美味しいねん。」
私たちはあっという間に食べ終わり、お会計をして外へでた。
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千夏 - このお話めっちゃ好きです 更新 楽しみにしてます (2014年10月6日 18時) (レス) id: a303f4169c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥香 | 作成日時:2014年9月7日 23時