ドSな彼氏とドMな彼女

嘘・・・! ページ13

それはある日の出来事だった。

「おはよー」

と挨拶してきたのは弘也だった。

［ビクッ///］

初めてのことを思い出してしまった。

「顔が赤いぞどした？」

いつもと違って、心配してくれる。

気になったので聞いてみた。

「弘也・・・今日何かいつもと違う感じだけど・・・」

すると、弘也は真面目な表情をして私に言った。

「俺・・ドsを卒業します・・・」

そういわれた瞬間悲しくなった。

だって弘也だけにいじめられたいのに・・

「そう言うことだから・・」

「嘘・・・!待って、弘也!」

弘也は教室に素早く入っていった。

それからと言うもの特にこれと言った会話もなく、普通の友達のように接してきた。

私は虐められたくてウズウズしてきた。

その日の夜。

こんなLINEが弘也から送られてきた。

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