【ブラコン】もう一人の兄弟は【男主】

３話 〜 要side 〜 ページ5

俺は三男だった



でも新しく兄弟が増えた小学4年生の時


弟かと思ってたけど1つ上で

でも全然、兄という感じはなかった




最初はずっと一緒にいた


なのに



「こいつに近づいたら不幸になる」

とか

「お前が三男だろ、間違えるなよ」

とか


右京兄さんが言うから



離れざるおえなくて








毎回他の兄弟には


中学に上がる時その存在を教えている



それまではひたすら隠しているらしい


なぜそこまでするのか、俺にはわからない









毎日出来る限り声をかけにいくけど


返事はなくて









要「ご飯持ってきたよ………………」









最終、ご飯届けに行くしか行けなくなってる弱い俺ね








棗「元気そうだったが…………また痩せてたぞ？」




要「そっか………………」



棗「ちゃんと食べさせろよ？じゃないとﾀﾋぬぞ、アイツ」






それに比べてコイツは強い



誰に何を言われようと関わることをやめなかった


いないように扱われるのを見ているのが嫌で一人暮らしを始めた







要「ありがとう」



棗「ああ、また来るよ」





俺も…………強くなりたいな………………

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