【ベイブレードバースト】ユーフォリア【短編】

11：君への手紙 ページ13

【バルトへ】


あの日、オレのこと庇ってくれてありがとう。
バルトのおかげでオレは死なずにすんだ。

でも、オレはお前がいないとダメみたいだ。
生きていけないよ。

バルト以外、誰も愛せないし、誰にも愛されたくない。

それに、お前とは小さい頃からずっと一緒で、お互いがいる生活が当たり前。

バルトから告白された時は夢かと思った。
オレもずっと前からお前のことが好きで、とても嬉しかったんだ。

時々喧嘩したりもしたけど、その後仲直りする度に恋しくなって、もっともっとお互いが好きになって......。

すごく幸せだったよ。

バルトはオレにとっての光。
バルトがいないと何も上手くいかない。
バルトがいるからオレはこの世界にいられるんだ。

でも、この先お前が起きることは無い。
オレよりも先に死んでしまう。
そんなの寂しいよ。
寂しいし、怖いんだ。
もう前のように笑い合えないなんて、嫌だよ。

それに、バルトがいない世界で、オレが生きる意味なんて無いだろ。

なあ、オレの最期のわがまま聞いてくれるか？

いつかオレも死ぬのなら、一緒に死んだ方がまた一緒にいられる気がするんだ。
ううん。
これからも、ずっとずっと一緒だ。

また一緒にベイブレードやって、ナポリタン食べような。

愛してる、バルト。


【紅 シュウ】




───☆───☆───

シュウの気持ちなんて正直に言ってわかんないから、ちょっと適当になっちまった。
てか、そもそも手紙とか書かなそうだよね。
イラストは自分で描いて自分で色塗りしました。
死ぬかと思った。
肩痛い。

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