フリーター甘やかす ページ14
普段とは違う声のトーンに思わず迅も苦笑い。
「悪かった。まあ、陽太郎も遊び盛りだ。今日のところは大目に見てやれ」
『でも、だって…...…っ、わかった。もうしないって約束できる?陽太郎』
「する...次はAちゃんも誘おう...」
うん、約束ねと言って陽太郎を撫でるAに安心したのか陽太郎が1つまた1つと涙をこぼす。
ちなみに顔はいつもの顔のまま。
それを見たAは、わわっごめんね強く言いすぎたね、仲直りしようと言って陽太郎を持ち上げて頭を撫でる。
Aに空閑が一言
「甘いな」
『存じております...ってあれ、君たちどうしたの?お客さん?』
ひぇーと言いながら指摘を受けるが、昨日言ったろという迅の言葉に、ああこの子達のことかと納得するA。
『お恥ずかしい所を見せました、林Aです。よろしくね3人とも』
自分に続いて自己紹介をする3人に、母性がくすぐられた。
特に千佳ちゃん、後で私のおやつあげちゃう。
「あ、どら焼きならあったよ〜お、陽太郎お叱り終わったか〜」
『終わったよ〜、ありがとう栞ちゃん』
いつも通り雷神丸に乗っている陽太郎を見てあはは〜と笑う栞ちゃん。
『陽太郎くんはさっき自分の食べたでしょ〜...遊真くんごめんね』
「いえいえ、自分で取り返せますので」
似てるなぁ顔...陽太郎くん見ても遊真くん見てもなんか同じ、え、可愛いね!!!
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作者名:ぱんぴー | 作成日時:2021年2月25日 14時