パンダの妹

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『ん、あれ…お兄サンの部屋だネー』



パンダは体内時計で生活をしているためこの部屋に時計はない


『ん〜今何時かナー』




フラフラ部屋を出て廊下を歩き回る



｢おい、A！｣



『わ！真希チャン！！どうしたノー？』




Aが部屋から出てきているのを見た真希が急いで引き止める



｢どうしたのじゃねえよ、そろそろ飯の時間だから呼びに来てたんだよ。食えるのか？｣



どうやら昨日の今日で早速夕食を食べないのはマズいと思い起こしに来ていたようだった




『ありがとネー、うん。もう食べれるヨ、昨日寝れてなかっただけだからネー』



2人は喋りながら食堂に向かう







ご飯を食べ終わった後に、4人は浴場の前のソファーで談笑している



｢いやー、にしてもAが普段からあんなに食べれるとは思ってなかったなぁ、お兄ちゃん驚き｣




五条に言われた通り自分が食べたいだけ食べたA
その量5人前



『うん！今日の親子丼美味しかったネー！』



もう満腹だヨーと足をばたつかせながら言うAを尻目に3人が話す




｢しっかし、あの胃袋はどうなってんだよ。Aってそんなに筋肉もつかないし、かと言って太ることもそうそうないよな｣


｢しゃけ｣



｢まー、Aは武術を空手とかより合気道みたいにやるからな｣



｢どういう事だよパンダ｣





パンダの発言に思わず眉を寄せる真希



｢だからさ｣

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