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西「あと正門に足りひんもんて何なん？」
すっかり仲良しになった大ちゃんと、今日はライブハウスに来ている。あ、一応呼び方も『大ちゃん』と緩い流れで変わった私。
他の人のバンドに目を遣りながら、恋バナ。
「足りひんもん？別にないけど…」
じゃあ何で正門と付き合わへんねん…とでも言いたげな顔でジトーッと私を見遣る。
「タイミング的なもんてあるやん、知らんけど」
西「知らんのかい笑」
そうこうしている間に正門くん達の出番がやってきた。
改めて思えば、正門くん達バンドメンバーの人気はアイドル並みで。曲どうこうより彼らに会いに来ているファンの方達の勢いは日々増している。
私はというと、彼らが奏でる音に聴き惚れた一人やから、純粋に歌や演奏を聴きに来ている。
…もちろん正門くんがおる前提の話。
「なんか日に日にファン増えてない？」
西「あっ、それあの子の影響やと思うで」
『あの子』と大ちゃんが指差す先に、初めて見る男の子の姿。長身黒髪で、片方の髪を耳に掛けているアイドルみたいな顔した男の子は、ベースを持って定位置につく。
「あれ？ベースの人変わった？」
西「なんか就職の関係で辞めることになったんやってぇ」
「へぇ、知らんかった。」
正門くん、バンド内のことはあんまり話してくれへんもんなぁ。だからこそ、こうして音楽をただ楽しめてるのかもしらんけど。
「っていうか、私が来るから大ちゃんも来てるとかじゃないやんな？」
西「んへ？どゆこと？あんた自意識過剰やな？」
「は？違うから！一回絡まれたやん、私。だから、正門くんに頼まれてとか、」
正門くん達が出番ある時、毎回大ちゃんが来てるかは知らんけど、少なくとも私が来る時は絶対おるし、絶対私にへばりついとるから。
西「んはは、BG的な？笑」
「なんぼで雇われてるん？笑」
まぁ、こんな冗談言い合える程度には大ちゃんと仲良くなれたってことで。
正「A〜♡」
「お疲れ様、」
小「まっさん、Aちゃんの前ではゆるっゆるやな！」
佐「あっ、Aちゃんは会うの初めてですよね？」
正「紹介するなぁ、」
佐野くんの後ろからひょっこり顔を出す彼は、さっきまでステージに立っていたベースの彼。
『あっどうも。福本です』
「初めまして。星宮です」
新メンバーのベーシスト、福本大晴くん。
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
