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suezawa side
大「聞いてや末澤ぁーーー」
さっきから大橋がうるさい。
もうマジで、大橋の話に付き合ってられるほど俺の心には余裕がないねん。
それもこれも、Aのあの涙のせい。
今まで一緒におって、あんなに弱々しく俺の名前を呼ぶAの姿なんて見たことがなかった。
年上やし仕事出来るし、甘えてはくれるものの、俺なんかがおらんくても大丈夫なんやろなってどっかでそう思ってて…
大「あっ、星宮さぁん。今から昼ごはん行きません？末澤と三人で」
なに勝手に誘ってんねん。
大「ええよなぁ、末澤？」
末「俺は…ええけど」
ちょっと期待した自分がアホやった。てか、あんな振り方して今まで通り話せると思ってた俺がアホやった。
俺の方をチラ見したAは、すぐに大橋の方を向き直した。
「ごめんな〜ちょっと食欲ないねん」
大「えっ？体調悪いとか？大丈夫？」
「昨日食べ過ぎただけ〜。じゃ二人で行ってらっしゃい」
いつも通りの笑顔で手を振るA。それも無理しとるんやろ…昨日食べ過ぎたなんて嘘なんやろ…
大「そういえば、俺星宮さんの家知ってんねんで〜」
末「は？家まで送ってったん？」
きーてへんがな！
大「酔っ払って潰れとったし普通家まで送るくない？」
末「いや、タクシー放り込んだらええやんそんなん」
嫉妬なんて、今まであんまりせんかったのに。もうAと二人で会ったり触れたり出来ひんと思うと、変な感情になる。
大「えぇ〜末澤だってわざわざ車で送って行くつもりやったやん笑」
末「俺はええねん俺は。」
大「なんでぇよ笑」
末「星宮さんに手ぇ出したりしてへんやろな？」
気になって気になってしゃあない。
大橋はわりとAのことを本気で好きやと思うし。
大「出すわけないやん！笑」
末「ほぉん」
大「気になる？」
末「何がやねん」
大「ほんまに好きな人に軽々しく手ぇなんか出されへん」
…やっぱり大橋はAのことが好きやったんや。
今まで飲み会とかでタイプを聞かれても、「好きになったら年下でも年上でも気にしません！」って言うてたのに。
いつの日からか、「年上がタイプ」とはっきり言うようになったことに、今更気付いた。
大「でもな〜〜俺の中学からのツレが星宮さんちの隣に住んどってさ〜。好きみたいやねん…」
は？情報量多すぎやろ！
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
