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masakado side
彼氏、おらへんねや。あれ？でも、あの時朝帰りやって、その後も何回か夜とかに見掛けた。家の前まで男の人に送ってもらってるところ。
正「よく車で送ってもらってる人、彼氏やと思ってました」
「あの人は、職場の後輩」
正「後輩…それだけ？」
「それだけ、」
そんなわけないやろって思ったけど、Aさんが違うって言うなら違うんやなって。それ以上聞くのをやめた。
でも俺は知っとるんよな、、
金髪のめっちゃかっこええ男の人が、車の中で別れ際にAさんにキスしてるところ。見たし。
「じゃあ、今日はありがとう」
正「こちらこそ」
お互いニコッと笑って会釈して、それぞれの部屋に入って行く。
…あの人は彼氏ちゃうんや、
『それは別れたか、元々体だけの関係ってことちゃう？』
正「そうやんな、俺もそう思う」
後日、大吾にAさんと飲みに行った話をして。俺も気になっていたあの話を持ち出してみた。
西畑大吾、俺のツレ歴一番長いやつ。
西「もしかして今隣におったりしてぇ？」
ほろ酔いの大吾が、壁に耳を押し当てて耳を澄ます。
正「やめなさいって笑」
西「あかん、何も聞こえへん」
正「ここ防音並みに壁厚いから。」
ギター弾いたりするから、ちゃんと部屋もこだわってんねん。だから、隣で何しとってもよっぽどじゃない限り生活音とか声は聞こえへんと思う。
西「おもんなっ。」
正「中学生とちゃうんやから笑」
西「ほんで正門はお隣さんのこと、好きなん？」
正「えぇ？いや、別に俺はそんなんちゃうけど」
相手をもっと知っていけば、そりゃあ好きになる可能性もあるやろうな。でも、今はお隣に住んでる
『星宮A』
って名前しか知らんから。年齢も、誕生日も、どんな仕事しとるかも、知らんねん。
西「自己紹介的なんせんかったん？あんたらどんな話で２時間も３時間も飲んでたん？笑」
正「お酒の話と、デニムの話、あと焼き鳥の話…」
西「まさかの自分語りばっかり！」
ね、自分でもそう思うわ。
Aさんがあまりにも楽しそうに聞いてくれるから、俺も嬉しくてついつい喋りすぎたなって。
西「やっぱり惚れたな？」
正「だからちゃうって！」
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
