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福本「〜で、って聞いとる？」
「…え？あぁ、ちゃんと聞いとるよ」
昨日は何事もなく？帰って来たわけやけど…
廉「もぉ帰るん？」
「まだ仕事があるから…じゃまた！」
廉に優しくされると調子狂うんよな。なんて思いながら玄関に向かって靴を履いてクルッと振り返る。
「ぅわっ！」
目の前は廉の胸板で、あ、抱き締められとるって気付いて…
「今日の廉、ほんまに変やって」
廉「…ん。また連絡するな」
スッと離された身体は、外に出てもまだ熱さが残るくらい、熱を持っていて。顔も、耳も、全部が熱くて…
福本「ほんまに？何か体調悪いとかちゃう？」
「全然！めっちゃ元気！」
話しながら野菜の皮むきをお手伝いしてくれる大晴。その内容も入ってこない程、頭は昨日の事でいっぱい…
分からんふりしたけど、廉の言いたかった事は何となく分かる。
あの時、大ちゃんを選んでなかったら、廉は本気でーーーーー
福本「やっぱり変。休んどき。」
後ろから両肩を押され、椅子に座らされる。おでこに手を当てた大晴は首を傾げ、「熱はなさそうやなぁ」と難しい顔をしている。
福本「風邪のひき始めかもしれんし、生姜湯でも飲んどき？俺作ったるから」
「えー、、生姜湯にがてやねんなぁ。ハチミツレモンがえぇ。」
福本「我儘なお姫さんやなあ笑」
子供を見るかのように笑った大晴は、「ちょっと待っとき」と言って、私専用のマグカップにハチミツレモンを作ってくれた。恭平くんにもらったマグカップ、割と長持ちしとるな〜。
福本「はい、熱いから気ぃつけて飲んで！」
「ありがとう。いただきまーす、、あづっ！！！」
福本「あぁあっ、言うたやん！熱いからって！もう、貸して！」
マグカップを取り上げた大晴は、氷を一個入れて一生懸命
フーフーと冷ましてくれる。やっぱり扱いは子供なんや…笑
「う〜舌火傷したかも」
福本「氷口に入れとき。はい、口あけて」
素直に口をあけると、冷たい氷が放り込まれる。
「づめだい〜(冷たい〜)」
福本「忙しいなあ、A。笑」
福本「てか、、大橋くんと………ってほんま？」
「…え？大橋くんがどうしたん？」
急に真面目な顔になった大晴は、遠慮しがちに私の頬に触れてきた。
福本「ん…やっぱ何もない。膝掛け持ってくる」
何かを言い掛けたけど、結局何やったかは分からんくて。
大晴はそっと膝掛けを掛けてくれた。
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ゆうゆ(プロフ) - mitukiさん» AぇHOUSE3へ移行しましたので、また読んで頂けたら嬉しいです！ありがとうございました＾＾ (2022年12月14日 19時) (
レス) @page50 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» 素敵過ぎです(^^♪ありがとうございます！今後も楽しみにしていますね！ (2022年12月14日 14時) (レス) @page47 id: b04534fc0e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - mitukiさん» リクエストには早くお応えしたい作者です😂笑 (2022年12月13日 10時) (レス) @page44 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» 早速💙君登場でニヤニヤしちゃいました😍 (2022年12月13日 9時) (レス) @page46 id: 525c8f84f9 (このIDを非表示/違反報告)
mituki(プロフ) - ゆうゆさん» ありがとうございます！今日の更新もキュンキュンしちゃいました！😍今後も楽しみにしています！😊 (2022年12月12日 14時) (レス) @page44 id: e54d2789de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2022年11月14日 16時
