きんときの過去 ３ ページ44
ある日。
先生は、普段通り来た。
でも、先生の後ろに小さな影があった。
ダニー「紹介するよ。君と同い年の、−−−君」
−−−「初めまして」
きん「は、初めまして」
ここに来る前、友達なんてものはいなかった。
だから、とても嬉しかった。
ただ、名前がノイズでシャットアウトされていた。
容姿もハッキリとはわからない。
ダニー「−−−君ときんとき君は仲良くなれそうだなと思ったし、今日はカウンセリングなしで遊んでいいよ」
今日はなしらしい。
遊んでいいよ、と言われたものの、初対面なので、何をすればいいかわからない。
−−−「あの…」
きん「ん？」
−−−「なんで、ここに来たの？」
意外と痛い所を突いてきた。
答えるけど。
きん「“クズ”をゴミ箱に捨てたから」
−−−「へぇ…」
きん「−−−は？」
ビックリしてる。
初対面で呼び捨てはキツイかな？
−−−「僕は…僕も、きんときと同じ、かな」
きん「…じゃあ、仲間だね」
−−−「…ふふっ」
笑った。
よかった。
ここに来た時、目が暗かったから。
−−−「そう、だったんだ。きんときも目が暗かったよ。僕と話して、よかった？」
きん「…うん！！」
次の日。
昨日は−−−と会えてよかった。
先生が来るまで、窓の外の庭を見ていた。
見ていると、違和感があった。
その時は、夕暮れだった。
にもかかわらず、怖い雰囲気を漂わせる赤と紫のグラデーションの空。
その下に輝く黄色、水色、青色の花。
緑色の植物で作られたアーチ。
そのような景色のはずが、
赤と紫の空はどこか少し暗くなっていて、
水色と青色の花は何もないのに、黄色の花だけ赤が混じっているように見える。
緑色の植物のアーチも、赤いペンキで塗られたように赤が混じっていた。
ダニー「やぁ、きんとき君」
先生に声をかけられ、ハッとした。
きん「こんばんは」
ダニー「遅くなってしまったね。ごめん」
きん「いや、大丈夫です」
ダニー「早速…と言いたいところだけど、目の色、変わったね」
意味がわからなかった。
きん「…？」
ダニー「いや、何でもない。始めようか」
カウンセリングが終わった後、庭を見てみると、
さっきみたいな不気味さはなかった。
普通の庭に戻っていた。
見間違いだったのか…？
年齢的に中学を卒業するくらいになると、ある連絡が入った。
俺と−−−がここから出れるらしい。
嬉しかった。
そこで目が覚めた。
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みずがみ。2(プロフ) - 成瀬流々空さん» あざまる(´；ω；`) (2018年10月27日 11時) (
レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - 早く体調治せよ (2018年10月27日 7時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - みずがみ。2さん» 残念だったなみずがみ、よしえさんに食われてしまえばーか (2018年10月27日 7時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - 成瀬流々空さん» 咳辛いし部活休んじゃったけぇ行けそうにない…ほんとごめん…遊びてぇよ() (2018年10月26日 20時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬流々空 - そういや日曜日に私の後ろの席の方(伝われ)が午後から私ん家に来るんやけど君も来る？ (2018年10月26日 18時) (レス) id: 72460b34c7 (このIDを非表示/違反報告)
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