海風の恋［ベイブレードバースト超ゼツ・バトルシップクルーズ］

男気勝負だ！ 〜黄山乱次郎〜 ページ9

「ソーチョー！」
カチャッとドアが開けられる。なんだなんだ？せっかく一人でくつろいでるのに。
ん？…A！？なぜ特攻服を着てんだ！？しかもアレ、グミタのだぞ？？
「どした、A」
「ねぇ、ソーチョー、見てよ……ジャーン！」
するとAの後ろからひょこっともうワンピースの女の子が…って、は！？
「グミタ！？」
俺は目をパチクリさせる。は？グミタがなんでワンピースなんか着てんだ？？
「あーもうAが着ろって言うから…あーもうホンットだりぃ！」
「そう、グミちゃん、可愛くない！？ほら、私もグミちゃんのカッコだよ〜！超似合ってるでしょ、ソ〜チョ！」
そう言ってAはくるっと一回転した。
「……っ」
「ねーソーチョー、なんか言ってよー！」
「あ、ああ、そだな」
俺は慌てて考える。うーん…
「似合ってる…ぞ？」
「えー何それ！？そっかぁ、イマイチかぁ…」
そうじゃなくて！俺は…！
「俺は、いつものお前でいいんだよ！いつものお前が好きなんだッ！」
…。
え！？俺今“好き”って言った！？
急にAの顔がカアッと赤くなる。ヤバ、嫌な思いさせた…？
「A〜、お昼の用意手伝ってくれないかい？」
アンジュの呼ぶ声がした。
「あ…！ グ、グミちゃん、これ、洗って返すから、それは適当なところにおいといてね！」
赤くなってそう言ってAは駆けていった。
はぁっと大きくため息をつく。
「ソーチョー、どうしたんスか」
グミタがきいてくる。
「ダメだ…完璧に嫌われちまった……」
「何言ってるんスか、ソーチョー。嫌われてなんかないっスよ」
グミタは呆れたような態度で言った。
「でも…逃げられたし…」
「はーもう、乙女心ってヤツっすよ！それにソーチョー、いつも『男気勝負だ！』って意気込んでるのに、今のソーチョーはらしくないスよ」
男気…勝負……
「そうだよ、それでこそ俺だ！」
アニキも言ってたじゃねぇか！
「うっしゃー！行くぜー！！」
俺は立ち上がって部屋を飛び出した。さーて、Aは食堂だよな、レッツゴーだ！
「それでこそソーチョーっスよ」
後ろからのグミタの声も押し風となった。

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研修旅行行ってて更新遅れました！
ごめんなさい、今回ヒドい…m(_ _)m カイルの回でせっかくいい評価いただいたのに… でもソーチョーやもん。あんま考えてなさそーじゃん(←ひどい言い訳)

乱次郎「読んでくれてありがとよ！高評価よろしくなー！」

白昼夢 〜ジャン・ボガード〜→←仮面の中身 〜カイル・ハキム〜

ベイバキャラからひと言！

ザック「ボクはキミだけためのshining starなのさ！」

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