海風の恋［ベイブレードバースト超ゼツ・バトルシップクルーズ］ (ページ8)

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仮面の中身～カイル・ハキム～ページ8

生きていくのに他人など必要ない。
…なんて思ってた自分はいつのまにかどこかへ消え去ってましたよ。
バトルシップにまさかあんな女性がいるとは思いませんでしたよ。
私は真夜中のデッキに立って、スマートフォンを片手に空を見上げ、ため息。
「なんなんでしょうね…ホント…」
私は仮面を外し、スマートフォンのメモ機能に A と書いて、眺めて、そして消す。
たまにはこういうスマートフォンの使い方もいいんじゃないですか？
彼女といると調子が狂ってしまいます。本当に迷惑。だけど
「あーっ！カイル、こんな時間にまだ外にいるの！？ほら、風邪ひくよ！早く部屋に帰って寝なさいッ！」
「“こんな時間”にノースリーブのワンピースでいる貴女の方が風邪ひくんじゃないですかぁ？」
しかしAはそんな私の声などは耳の届いていないみたいで、
「あ、カイル、仮面外してるーー！初めて見たかも！」
あ、そうですか。
「えーいいじゃん、仮面外せば結構イケメンなんじゃない？」
ええ、疑問形になるぐらいのレベルなんじゃないですか？
「貴女こそ」
「え…！」
…赤面しないでくださいよ、こっちが恥ずかしい。
「…冷えますよ」
私はAの肩に自分のファーをかけて、彼女に背を向けて歩き出す。
誤魔化したの、バレてませんよね…？
…別に、こういうのも悪くないと思います。
仮面をかぶり、もう素を出すのはやめましょう。
歩く途中で一度だけ立ち止まって、ビロードのような深い黒さを持った深夜の空を仰いだ。

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カイル、ちょっと短めです… 彼、あまり多くを語るタイプじゃなさそうじゃないですか？(←言い訳)
最近、占ツク上でもそれ以外でもイロイロあって更新がだいぶ遅れてしまいました…m(__)m
お豆腐メンタルの瀬央ですが、これからも頑張りますので、よろしくお願いします。
P.S.)29話みましたか？ベイバ民、バルシュウ民のみなさん、生きてますか？？(←失礼(すいません))私は死にましたw 超ゼツスプリガン、発売決まったらしいですね♪

カイル「いいこと教えてあげますよ。…え？タダでなんか教えるわけないじゃないですか。高評価、してくれたら考えますけど」