■ twenty seven ページ35
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｢あ、おかえりうらたくん。遅かったね｣
暗い顔でこちらに向かってくる彼は私の発言に答えず、すとんっと席に座る。
……？本当に変なうらたくん。……トイレ、思ったより出なかったのかな。
｢うらたんどしたん？暗い顔して｣
｢センラのばか｣
｢ちょっ！何でいきなりディスられんといかんの？！｣
センラくんからスイカを奪い取り、豪快にかぶりつくうらたくん。熱でもあるのかな。ちらと横目でうらたくんを見ていると、うらたくんはばっとこちらに顔を向けた。
急に顔をこちらに向けるものだから、驚いて大袈裟に肩を揺らしてしまう。
｢な、何かな……うらたくん｣
｢A……お前……女友達と出かけないの？｣
……ああ、うらたくんの顔がさっきから暗かったのはそれが原因か！あのテレビの内容見て、私を心配してたんだ。うわ、優し……。
そのうらたくんの言葉に続けて坂田くんも心配した表情で私に｢そうやん！｣言う。
｢俺、Aが友達と出かけとるとこ見たことないで？気にせんで行ってくればええのに｣
｢ありがとう、大丈夫だよ。うらたくん、坂田くん。私そんなに仲良い友達あんま居ないし｣
｢でも……｣
にっこりとした表情を見せるも、心配しているうらさか。優しいんだけどね……優しすぎん？こっちが大丈夫言うたら大丈夫なんやって。
するとセンラくんが私とうらさかの間に割って入る。センラくんは、私に対して珍しく笑いかけていた。……嘲笑いかけたのほうが正しいかも。
｢今一番楽しいと思える相手と居ったらそれでええんやって。なあ、A？
お前が一番楽しいと思える相手誰や？｣
にやにやと笑うセンラくん。
なんかセンラくんにはいつも助けられてるような気がするよ。気のせいかもしれないけどね。
｢私……ここにいる皆と一緒にいる時が一番楽しいかな｣
｢あんなに俺らに悪く言われても楽しいんか。やっぱお前Mか？ん？｣
｢センラくん嫌い｣
｢俺の方が嫌いやわ、残念やったな！｣
｢センラ！Aいじめるのやめろ！｣
小学生かセンラくんは……！
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翠華@みかん(プロフ) - 白夜ちんさん» お待たせしてしまい、申し訳ありません……！見てくださりありがとうございます！！！ (2018年8月14日 12時) (
レス) id: 712f496595 (このIDを非表示/違反報告)
白夜ちん(プロフ) - きたきたきたきたきた！！この日をずっと待っていました！！もう大好きです。 (2018年8月13日 21時) (レス) id: 579a39ad7f (このIDを非表示/違反報告)
翠華@みかん(プロフ) - クッキーさんさん» ありがとうございます！！お待たせしてしまい、申し訳ありません。更新頑張ります！ (2018年8月13日 18時) (レス) id: 712f496595 (このIDを非表示/違反報告)
クッキーさん(プロフ) - 久しぶりの更新だー！待ってました〜！！とても面白いです！翠華さんの作品大好きで、いつも見ております！更新頑張って下さい！応援しております！ (2018年8月12日 23時) (レス) id: 09e40b7ca7 (このIDを非表示/違反報告)
翠華@みかん(プロフ) - なるるる@るすなーさん» ありがとうございます！！わああ！とても嬉しいです！！ (2018年4月24日 16時) (レス) id: 712f496595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠華@みかん | 作成日時：2018年2月24日 19時
