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33※一部修正しました ページ33

『誰も居ない』


部活のリュウヘイを待つため、暇を潰そうと図書室へきた
相変わらず誰も居ない


やることもないのでボーッと本棚を眺める
本はそこまで読まないけど…なにか面白いのあるかな


「何かお探しですか?」


びっくりして思わず変な声が出てしまった
バッと声のする方をみる


『あ…』





『マナトくん…』


「ふふ、やっほ〜珍しいね図書室なんて」


貴方もねなんて言えずはははと笑って見せる
すると頬を膨らませて適当に返したでしょ!!なんて怒られた


『…部活は?』


「委員会優先だからね…ここの並べたらすぐいくよ!」


にかーと笑って愛らしい
彼は一年の時同じクラスだった
そして、ソウタの親友…


「てか、誰待ち?ソウタくん?」


その名前に異常に反応してしまう
ダメだ、忘れるために頑張ってるのに


『ううん、違うよ』


ソウタにはハナが居るから、なんてね


「えー??誰だろ」


『…並べなくていいの?本』


「あっ!そうだ!!」


本を並べる彼の隣に立ち手伝えば
ふと彼が口を開く






「俺、ソウタくんはAちゃんとくっつくかと思ってた」










『え?』



「だって好きでしょ?ソウタくん」


彼には隠し事ができないのか、
吸い込まれるような目に少し怯える


「はは、怖がらないでよ」


嗚呼、マナトくんは全部知ってるんだ
ソウタのことも私のことも


『…ソウタはハナが好きでしょ、無理だよ』


私が入る隙なんてあてえられないの
それに


『私にはちゃんと居るから』


「…そっか、」


本を並べ終わってありがとうと笑った彼に
部活頑張ってなんて返す


「Aちゃんも、その人とお幸せにね」


ポンと頭に置かれた手が
優しくて
何故か泣いてしまいそうになった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マナトくん、ソウタくんのことソウタくんって呼びますよね
失礼しました。修正でソウタくんにし直しました。
お話は変わってません。

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作品ジャンル:恋愛
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トイ - コメントありがとうございます!!今のところオチは完全に決めていないので楽しんで見て貰えると嬉しいです!!貴重なご意見ありがとうございました!!!! (2022年6月22日 20時) (レス) id: 07610c5767 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 個人的にはリュウヘイくんとのハッピーエンドを希望しますm(*_ _)m (2022年6月19日 0時) (レス) @page37 id: f8e2939b00 (このIDを非表示/違反報告)
トイ - コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて嬉しい限りです!! (`-ω-´) 少しでもお話に入り込んでくださったのなら嬉しいです!! マイペースではありますが更新ありがとうございます!!! コメントとても元気を貰えました!! ありがとうございました!! (2022年6月5日 6時) (レス) @page26 id: 07610c5767 (このIDを非表示/違反報告)
ねる(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませてもらってます!この作品すごく好きです😽💗これからも更新楽しみにしてます! (2022年6月5日 1時) (レス) @page26 id: c635e2ed44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トイ | 作成日時:2022年5月21日 22時

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