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五条君は、私の手を引いて中央の布団の上にあぐらで座った。
そのあぐらの上に私は乗せられる。
少し間をあけてから、五条君は話し始めた。
「…俺は、先輩が初恋で良かった。すげぇからかわれて、すげぇ不安にさせられたけど、好きになって後悔したことは1度もない」
「…でも、私汚くて、君みたいな人から選ばれていい人間じゃないよ」
「そんなのはぶっちゃけどうでもいいんだよ。損得無しに、俺は先輩が好き。先輩は?」
恍惚としてそう尋ねてくる五条君。私だって、もうとっくに自分の想いは自覚しているし、五条君に負けないほどその想いが強い自信だってある。
でも、言っちゃいけないと思っていた言葉を口に出すには、少し勇気がいるらしい。
声が震える。息が上手く出来ない。
言葉の代わりに、涙が出てきた。そのまま私の太腿に落ちて、五条君がぎょっとする。
「え、なんで泣いてんの?もしかして、実は俺の事嫌い?」
「違っ…違うの…嫌いなわけないよ…」
「じゃあなんで?」
「わかんない…」
「分かんなくないだろ。てか好きかどうか聞いてんの。好き?俺のこと」
その質問には、なんとか頷くことは出来た。
感情が溢れてしまって、上手く言えないだけだ。
肯定の仕草を見た五条君は、私の顔を両手で包む。
そのままサラッとキスをされた。
短く一瞬のはずなのに、何故か長く感じるようなキス。
唇が離れてから、五条君は苦笑いで言った。
「…涙でしょっぱい」
「…ど、どこで覚えてきたの、そんなこと…」
「さぁ、どこだろうな。…もう1回聞くけど、先輩は俺のこと好き?」
「す…好きです好きです。多分、ベタ惚れ」
「なんだ、言えんじゃん。しかもベタ惚れって…」
呆れた顔で笑われた。初めて五条君にからかわれた。今までずっと私が優位だったから、なんだか恥ずかしい。
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バンジ(プロフ) - 是非お願いします!楽しみにお待ちしております(*^^*) (10月1日 19時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - バンジさん» また、夢主、五条悟の能力以外にも、変更する場合がございます。それでもよろしければ、ぜひ続編を書かせてください🙇 (9月28日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - バンジさん» コメントありがとうございます!夢主の反転術式の有無と、五条悟が他人に反転術式を使えない設定を公式そのままにして、考えてくださった展開を続編に使用してもよろしいでしょうか? (9月28日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - という感じでどうでしょうか(笑)長文すみませんm(。>__<。)m (9月24日 23時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - に行けば、その分家の娘が五条悟に嫁ぐはずだった。だが、夢主が現れた事で目論みが大きく外れた為、夢主を敵視し大金を積んで伏黒パに依頼していた。それを知った五条がブチ切れ、裏切り者を炙り出す。夢主が静止するも止まらずその分家の家もろとも無下限で押し潰す。 (9月24日 23時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2023年9月20日 17時