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無菌室 【54】 ページ5
涼介side
「少しの間だけだよ?」
A「んぅ…」
「寂しくないように毎日
みんな来てくれるってよ」
A「…うん…」
治療中は不安定になる事も多いから
Aが懐いてる人が
担当につくようになった。
「寝んねしようか。
昨日、寝てないんだって?」
昨日の夜は緊張してたのか
ほとんど眠れずに過ごしたって
夜勤から聞いた。
少しでもいいから寝てほしい。
A「……おへや、はいる」
「入ってみる?
よし、じゃあ行こっか。
ここから歩いて行ける?」
A「うん、歩く」
Aを床に降ろして
部屋に入る前に手を消毒して
服装を整えて中へ入る。
A「……」
ベッドの周りはビニールのカーテンで
囲まれてるからか怖がってる。
「ベッド行こっか」
A「…こわい……」
「大丈夫大丈夫。
とりあえずごろんするだけだよ?
隣にいるからね」
A「んっ…」
そう言うとベッドに横になってくれた。
布団をかけてあげるとすぐに寝息が
聞こえてきた。
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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 病院
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作者名:山田光 | 作成日時:2020年11月22日 19時