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155話 ページ6

涼介side

今日はAの検査日。


今日の検査は鎮静かけてやるから
本人にはまだ伝えていない。


けれど、『10時になったら処置室おいで』
って伝えてある。


来てくれるかなー。


処置室で準備しながら待っていると
ドアが少しだけ隙間が。


……もしかしてAかな?


「来てくれたの?(笑)」

A「んーん……」


違うんだ(笑)


「とりあえず中入ろう?」

A「処置室好きじゃない」

「そうだよね。

絵本あるんだけど読まない?」

A「絵本…?」

「こっち来て読もう?」

A「うさぎさんもいい?」

「お友達も一緒でいいよ」


そう言うと入ってきた。


絵本を選ばせて処置台に座らせて
点滴からパパっと鎮静剤を落とした。


しばらくは絵本に夢中だったけど
薬が効いてきたのか目を擦り始めた。


「眠い?」

A「んー……」

「寝ちゃっていいよ?」

A「ん……」


よし、寝たな。


完全に眠ったのを確認して
看護師さんにモニターを付けてもらって
検査を進めた。

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年7月22日 19時

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