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475話 ページ26

大貴side

体温計が鳴って服の中から抜き取る。


A「あっ‼だめぇ‼(泣)」

「ダメじゃないのー(笑)

大ちゃんに確認させて。」


…37.5℃。


ビミョーな体温だからそりゃグズるよな。


A「グスッ…熱ない……(泣)」

「なくはないんだけどな〜」

A「ないもん‼(泣)」

「ないんだね。わかったわかった。」


微熱だし、解熱剤は使わないでいけそうだけど。
……今はね。


「A、寒くない?」

A「…」

「あれ、Aー?」

A「…」

光「A、大ちゃんが寒くない?って聞いてるよ?」

A「やぁ。」

光「嫌じゃないの。ちゃんと答えて?」

A「…」

光「A」

A「さむい……」

光「じゃあパーカー着よう。

Aが好きなやつ入れてあるから」

A「うん…」


何も言わなくなったAに
さりげなくお説教するひか。


答えてくれたのはいいけど
怒られたからかちょっと不機嫌になってる(苦笑)

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年5月15日 22時

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