532話 ページ33
大貴side
今日は病棟担当でナースステーションで
仕事を進めてたんだけど…
『うぇーんっ‼(泣)』
この泣き声は…Aか。
寝付いてから30分くらいだけど
起きちゃったか〜…。
今、ひかは他の子のところに行っていて
ナースステーションにいない。
Aの泣き声に気付いて
様子を見に行った看護師さん。
確かAが苦手意識ある人。
心配になって行くと…
看護師「Aちゃん、大丈夫？」
A「ぐすっ……やぁ…っ…‼(泣)」
…やっぱり嫌がってる^^;
「A、どうした？大丈夫？」
A「ｸﾞｽｯ…うぅ…(泣)」
「良いよ、俺が見てるから。」
看護師「すみません…お願いします」
「A、おいで^^」
抱っこするとちょっと熱が上がってるような…
「A、熱測ってみよう^^」
A「いやぁ〜っ…(泣)」
「…体温計入れるよ？」
A「んやぁーっ‼(泣)」
抵抗してるけどそんなに体力は残ってないみたいで
簡単に押さえることができた。
「…37.9℃か。ちょっと上がってるね」
A「ｸﾞｽｯ…チックんいやぁ…(泣)」
「チックんしないよ？大丈夫。(撫」
A「座薬もしない〜っ(泣)」
「何もしないから安心していいよ？(撫」
熱が上がったから何かされると思って
更に泣きだした。
ちょっと高いけどこの熱は解熱剤が使えないから
様子を見ることにした。
光「A〜大丈夫〜？…あれ？(笑)
大ちゃんといたんだ。じゃあ大丈夫かな。」
A「やだぁ！まってぇ！(泣)」
光「えっ？(笑)」
…そう言うと思ってた(苦笑)
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作者名：山田光
| 作成日時：2022年9月15日 23時
