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貴方side
思えば、気づかない内に私は黄瀬くんと自分を重ね合わせていたと思う。
『私は..黄瀬くんが羨ましい。』
苦手だ、と思っていたのは同類嫌悪だと無意識に思っていたからだろう。
黄瀬「え..？」
『だって、皆に囲まれて楽しそうだから。』
黄瀬「!!!」
例えるなら、人に囲まれている人気者と、1人を好む一匹狼。
『私は、常に誰かと一緒いる..依存するのもされるのも大嫌いです。』
『矛盾してる..そうは自覚してるんです。..けれど、』
『それは、君にも言えることです。』
黄瀬「..!!?」
『君は、人に囲まれている時、悲しそうな顔をしていた。』
黄瀬「..！そんなこと..ｯ」
『皆が、オレに話しかけてくれるのはモデルだから？』
黄瀬「..ｯ！」
『顔が、カッコよくて』
『ルックスもいいから？』
黄瀬「なんスかそれ！俺がナルシストみたいじゃん!!」←
『実際そうじゃないですか。』←
黄瀬「うっ..。」
図星かよ。←
『けれど、言いたいこと、思っていることを言ったら』
『1人になるかもしれない。』
黄瀬「..ちがっ..!!」
『だったら、だったらいっそこのままで。君は仮面を取ることを諦めた。』
『..そんな時、』
『出会ったのが、バスケ部の仲間たち。』
黄瀬「!!」
『..バスケ部の話をする時だけ、君は元に戻っていました。』
黄瀬「..そ、そうなんスか...？」
『はい。とても嬉しそうでした。そして、今日何故か戻ってくれました。』
黄瀬「それは...Aっちと、話してる時..??」
『はい、君は笑ってくれました。』
黄瀬「そ、そうっスか..。」
少々照れくさそうに、彼ははにかんだ。
偽りのない笑みで。
..だから私も、
『ありがとう。話しかけてくれて。』
精一杯、君に感謝しよう。
黄瀬「A、っち...笑って..!?」
『え..笑えてた..私が..?』
────────ｶﾞｼｯ!!!
黄瀬「そうっスよ！自信、持って下さいっス！」
『..えっ、と..。』
黄瀬「..あ、ゴメンっス///」ﾊﾟｯ
慌てて握ってた手を離す彼が
『..ｸｽｯ..いえ。』
ちょっと可愛いとおもったのは内緒だ。
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缶詰(プロフ) - そんなことないですよ！迷惑おかけしました！ (2016年2月28日 17時) (
レス) id: b620b669da (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 缶詰さん» 大丈夫です！素敵なイラストありがとうございます！ (2016年2月28日 17時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰(プロフ) - 何度もすみません！@dus8_0reiでした！お手数おかけします(ｰｰ;) (2016年2月28日 17時) (レス) id: b620b669da (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 缶詰さん» いえいえ、こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます！更新頑張ります。 (2016年2月28日 17時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
缶詰(プロフ) - @bus8_0reiの方にあげてます。わざわざすみません！投稿いつも楽しみにしてます。頑張ってください！ (2016年2月28日 17時) (レス) id: b620b669da (このIDを非表示/違反報告)
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