第２６話 ページ29
「そういえば、三年生は各グループに2人着くなら、レオともう一人は誰なんだろう？」
「お前、プロデューサーなのにそんなことも知らないのか？」
「天祥院からは、個性揃いでまとまりにくいグループがあるからそこのマネジメントに回ってくれってことと、スタジオを教えてもらっただけで、あとは、見てからのお楽しみって言われたの。
…まぁ、確かにこの状況を知っていたら断ったかもしれないけど。」
fineの姫宮桃李。
流星隊の高峯翠に仙石忍。
Ra*bitsの天満光に紫之創。
そこにつく3年生の一人が、月永レオ…
「早速、胃が痛くなってきたわ…」
「まぁ、何とかなるだろう。」
「何でそんなに軽いのよ…
こんなに個性にばらつきがあったら、このグループは一体どういうコンセプトにしていくのかだって、まとまりやしないし、それに…」
「それをまとめる為に、お前がいるんだろ。」
「それはそうだけど…」
「そんな弱気だったらいつまで経ってもあんずを越えられない。あんまりがっかりさせるなよ。」
「がっかりって…」
「お前が何か失敗したらがっかりできるぐらいに、お前を信頼してるってこと。…ばーか。」
「ば…？！」
そう言ったレオは、悪戯な笑みを浮かべてこちらを見た後、一年生の輪の中へと入っていった。
気に食わないが、気持ちが落ち着く。
ここが私のリスタートライン。
成功すればまた、マネージャーとしての地位を築けるし、失敗すれば、もう私の居場所は完全になくなる。
失敗するわけにはいかないんだ。
怖がらずに踏み出せ。
「一年生のみなさんこんにちは。
今日からみなさんのマネジメントをするAです。少しでもみなさんが成長できるよう、お手伝いさせてください。」
またあの場所に戻れるように。
続く (更新停止中)
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小雪聖羅(プロフ) - 冬桜さん» こんばんは！コメントありがとうございます！何度も読んでもらえてとても嬉しいです^ ^これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年2月20日 22時) (
レス) id: b92cc7f643 (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - もう何回も読み直してます笑頑張ってください！ (2018年2月19日 20時) (レス) id: e2047eb4ed (このIDを非表示/違反報告)
小雪聖羅(プロフ) - 夏目さん» こんにちは！コメントありがとうございます！誰かの心に届く小説を書きたいと思っていたので、夏目様の心に届いたのならとても幸せです！更新頑張ります！！ (2018年1月14日 20時) (レス) id: b92cc7f643 (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - これ読んでて涙が出ました！僕も一時期学校で居場所が無くて家に居たので！昔を思い出しました！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月13日 9時) (レス) id: 0696f10d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪聖羅 | 作成日時：2017年12月27日 17時
