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第3話 ページ3

れお喧嘩していた二人をつれてやって来たのは最近Knightsの溜まり場となっているスタジオ。

私物が増えてきて、まるでここは家のような雰囲気になってきている。いつもならそんなアットホームな雰囲気場所だが、今日はそんなことも言ってられない雰囲気。

「セナ、お前授業に出なくてもいいのか?」

「いつもサボってるあんたには言われたくない。
それに、どう考えても今はそれどころじゃない。」

いつもの二人の喧嘩と言えば、口の悪い口喧嘩。どちらも決して手を出したりはしなかった。

なのに今回は

「ねえ王様、喧嘩してる相手に・・・ましてや女の子に手を出しちゃいけないって俺は思うけど。」

「・・・俺もそう思う。」

「じゃあ、どうしてAに手を出したのさ。」

今回はただの口喧嘩じゃなかったらしい。B組に入りAの顔を見た時にそれはわかった。真っ赤に晴れた頬。誰かに殴られたものであり、誰が殴ったかは聞かなくたってわかる。

「でもさA。」

だけど1つだけわからないこともある。

「俺は王様が何かしょうもないことで人を殴って傷つけるような男じゃないことを知ってる。
殴ったのは確かに王様が悪いけど、多少はあんたにも非があるはずだよ。」

王様がAを殴った理由。

2年生の頃、どれだけ自分が傷つけられようと周りを責めるどころか、相手に感謝するようなバカで人を傷つけることのできなかったれお君。多少は人格が変わっていても根は変わっていないはず。

心優しいれお君が理由なくただ喧嘩しただけなんて理由で、人を殴るはずがない。

「何があったか俺に教えて?」

なだめるように、でも甘やかしはしないそんな声で俺は王様に聞いた。

すると王様は渋々と少しずつ語りだした。

「今朝、スオ〜に会ったときに聞いたんだAが体調を崩しているみたいだって・・・」

_______________________________________________

次回から回想に入ります!

にしても主人公空気ですね。

自分で作っておきながらですが。

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小雪聖羅(プロフ) - 冬桜さん» こんばんは!コメントありがとうございます!何度も読んでもらえてとても嬉しいです^ ^これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2018年2月20日 22時) (レス) id: b92cc7f643 (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - もう何回も読み直してます笑頑張ってください! (2018年2月19日 20時) (レス) id: e2047eb4ed (このIDを非表示/違反報告)
小雪聖羅(プロフ) - 夏目さん» こんにちは!コメントありがとうございます!誰かの心に届く小説を書きたいと思っていたので、夏目様の心に届いたのならとても幸せです!更新頑張ります!! (2018年1月14日 20時) (レス) id: b92cc7f643 (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - これ読んでて涙が出ました!僕も一時期学校で居場所が無くて家に居たので!昔を思い出しました!これからも更新頑張ってください! (2018年1月13日 9時) (レス) id: 0696f10d44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪聖羅 | 作成日時:2017年12月27日 17時

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