Save９ ページ10
次の試験会場まで、私たちは飛行船で移動することになった
貴「(はぁ…やっとここまできた…)」
Aは夕食をすませ、一人飛行船の中で休んでいた
人見知りなAにはまだ友達ができていない
同年代くらいの子もあの白髪の少年くらいしか見ていない
貴「友達…」
頑張ってあの子に話しかけてみよう、と心の中で考えていた時、
「見ーつけた♠」
背後から突然、声をかけられた
Aは思わず肩をびくっと揺らす
特徴的な話し方と声色、そして雰囲気でAは自分の背後にいるのが誰なのか分かった
貴「ヒ、ヒソカさん…」
Aの中ではヒソカは要注意人物として認識されている
何をされるのだろうかと内心怯えながらAは後ろを向いた
貴「な、何か？」
ヒソカ「名前、覚えててくれたなんて嬉しいよ。ちょうど君を探していたんだ♦」
貴「えっ？…キャッ！？」
Aの体はヒソカによって軽々と抱き上げられていた
そして、ヒソカが居た場所へ連れて来られた
目の前にはヒソカが作ったであろうトランプタワーが立っている
貴「え、あの…」
Aはオロオロとトランプタワーとヒソカを交互に見る
ヒソカはニッコリと不気味なくらいの笑顔でAを見る
貴「(手…離してくれないかな…)」
ヒソカの足の上に座らされたA
Aの細い腰にはヒソカの大きな手が回されており、すり抜けることは出来そうにない。
ヒソカ「ん〜…本当に君からは美味しそうな匂いがするねぇ〜…」
貴「！！」
抜け出す方法を探しているAの首元でヒソカが静かに呟く
Aは全身に寒気がはしった
貴「(早く抜け出したいっ)」
Aはとにかく抜け出したい一心で、ヒソカの腕を動かそうとしていた
ヒソカ「(可愛いなぁ〜君の力じゃ無理だと思うけど…)」
とヒソカが心の中で思っていた次の瞬間、
ヒソカ「！？」
グンっと、ヒソカの腕が下に引っ張られるように重くなった
そのはずみで出来たスペースを通り抜けて、Aはタタッとヒソカから離れる
ヒソカ「……」
ヒソカは自分の手を閉じたり開いたりして動きを確かめる
今はなんともない。いつもと変わらない自分の腕だ。
ヒソカ「これが…あの子の能力、か♦これからが楽しみだなぁ」
ヒソカはAが走っていった方を見ながらくっくっくと不気味に笑った
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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