Save８ ページ9
その後、寿司に似たようなものを作ってメンチに持って行く人はいたものの、合格者が出ることはなかった
メンチ「ふー…お腹いっぱいになっちゃった」
貴「(もしかして…)」
メンチ「合格者はこの子だけよ！」
貴「(ええええぇ…)」
案の定、メンチの審査結果に文句をいう人たちはたくさんいた
そして、怒りの矛先は私に向かってきた
「こんなちっこい奴が合格だぁ？ホントに寿司作ったのかよ？」
「ちょっと可愛いからってひいきされたんじゃねぇのか？」
私を見る視線が痛い
私は顔を上げられずにいた
反撃をしたい。ズルなんてしていない。私は寿司がある国で育ってきた、って大声で言いたい
しかしそれは、今のAにはできることではなかった
Aの顔を上げさせようと、男共達の手がAに伸びる
後ろの辺りにいたAは壁に追い詰められた
Aの首に男の手が触れようとした瞬間、
右の男の顔の真横にすごいスピードで飛んできた包丁が刺さり、
左の男は首に蹴りをくらわされ、その場にダウンしていた
メンチ「あんた達ねぇ！いい加減にしなさいよ！その子はほんっとうに美味しい寿司を握ってくれたの！あんた達とは比べものにならないくらいね！！今はその子の力が眠っていたからいいものの…あんた達、いずれはその子に何も言えなくなるわよ」
包丁を投げたのはメンチだった
最後の言葉の意味はいまいち分からなかったが、Aはメンチが言ってくれた言葉が嬉しかった
へなへなっと座り込むAの目の前に、手が差し出された
「大丈夫か？」
その声はさっき魚をあげた、白髪の少年。
貴「あ、ありがとう…」
その手をとって立ち上がるA。といってもまだ相手の顔は直視できていない。
「さっき魚くれた礼。合格はできなかったけど」
どうやら左の男に蹴りをくらわせたのはこの少年だったようだ。
「じゃあな」
＊
＊
しばらくして、ネテロ会長と呼ばれるおじいさんがやってきた
ネテロ「ふむ…審査は続行しよう。そのかわり新しいテストには審査員の君にも実演という形で参加してもらう」
メンチ「…分かりました」
新しいテスト、内容がクモワシの卵でゆで卵を作ることに変わったことで合格者は４２名になった
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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