In fact, she is. *37 ページ41
おそ「A・・・?」
一「もしかして、兄さんたち覚えてないの?」
一松はありえない、という顔をした。
一「チョロ松兄さんは?さすがに覚えてるよね?」
チョロ「ぼ、僕!?・・・・お、覚えてない・・」
いきなり振られて、パッと答えられるわけがない。
A・・?
Aって誰だっけ・・?
一「・・・カラ松は?」
呆れたように一松はカラ松に聞いた。
カラ「お、覚えてない・・・ただ、名前は分かるんだ。・・でも、顔が思い出せない」
カラ松は苦い顔をしている。
僕やおそ松兄さんと同じく、思い出せないようだ。
「あんなに顔のことけなしてたのに、覚えてないの?」
カラ「!!」
一「あ、トド松、十四松。帰ってたんだ」
トド「特におそ松兄さんとカラ松兄さんが中心になって、Aの顔をけなしてたよね。僕は覚えてるよ」
十四「僕も」
いつの間にか、十四松とトド松が帰ってきていた。
トド松は冷たい目をして、
十四松は静かだった。
デカパン「早く思い出さない限り、この子は不老不死のまま、昏睡状態に陥るだす。この子が、使った薬は・・・それくらい危険だったんだす」
おそ「じゃあなんでそんな薬を、こいつは使ったんだよ・・」
一「分からないの?自分の顔を散々悪く言った、僕たちに復讐をしようとしたんだよ。」
トド「本当に覚えてないとかありえないんだけど」
ありえない・・っていうか本当に覚えてない。
悪く言った?
顔?
全く何の事だかさっぱり分からない。
デカパン「まぁ、無理もないだす。この薬は、本人が一番恨んでいる人たちの記憶を消す作用があるだす。覚えてないのは当然だす」
おそ「・・・・お、思い出すにはどうすりゃいいんだよ・・?」
おそ松兄さんが
うつむいて言った。
デカパン「彼女が飲んでいた薬を飲むだす。そうすれば、思い出すはずだす」
デカパンは、
苦い顔をしていた。
十四「あったよ!みの・・じゃ、なくて、Aの薬!」
いつの間にかいなくなっていた十四松が、
何やら水色のきれいな液体が入った小瓶を持ってきた。
デカパン「これがその薬だす。」
カラ「これが・・・」
おそ「み、みの・・・じゃなかった、A・・・が飲んでいた、薬」
デカパン「これを三人が飲むだす。」
デカパンはその小瓶を差し出した。
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霙 - グラサンかけてるニートの時点であなたはもう立派な不審者よでお茶吹きました (2016年10月10日 12時) (レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 気にしないで!!他の作品も読んでみます!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - メアさん» 続編でも呼んでくれてありがとうございます(#^.^#)嬉しいです!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 久しぶりです!!見ました!!面白いです (2016年8月14日 22時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - 甘茶さん» ありがとうございます!頑張ります(*^_^*) (2016年8月2日 22時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らっきょうキング | 作成日時:2016年3月21日 14時