外見が美しければいいんだよね？【おそ松さん】

amIbeautiful? *5 ページ5

デカパン「顔を・・・変える、だすか！？」




貴「うん。」





もう、親、友達、そして『あいつら』。


誰にも頼ることなんてできない。








こんな顔で生きていたくない。







人生は一度きりなんだから、


いっそこんな顔なんて捨てて思う存分生きればいい。







美しい顔になったらいつか、いつか、








私が本当はどんな人間だったのか、


思い知らせてあげる。








デカパン「でも・・・それはだすなあ・・・」





貴「お願いッ！！お願いします！もう・・・こんな顔は・・・嫌なのッ！！」







渋るデカパン博士。


まあ、無理ないか。



私のこと、昔から知ってるし。








でも、どうしても。


どうしても顔を変えたい。







『こんな顔は嫌だ。』







デカパン「・・・Aちゃんが本当にそれを望むのなら、それでいいだす。悔いはもう残ってないだすか？」






博士は、私の懇願に折れて、ついに承諾してくれた。







貴「こんな顔に、残るわけない。」







デカパン「分かっただす。じゃあ、こっちへついてくるだすよ」







私は、デカパン博士の後に続き、別室へと向かった。




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