In fact, she is. ＊３６ ページ40
デカパン「大丈夫だすか！！？」
僕がみのりの手を握っていると、焦った様子のデカパンが
部屋に駆け込んできた。
カラ「大変なんだ、デカパン。突然彼女が倒れてしまって・・助けてくれないか」
デカパン「こ、この子は・・」
おそ「どうしたんだよ、デカパン。早く治してあげてよ。」
彼女を見てなぜかうろたえたデカパン。
それを見たおそ松兄さんは
急かすように言った。
デカパン「も、もうみんなは覚えてないだすか？」
一「は？覚えてる？何のことだよ」
チョロ「そんなことはいいから、早く、お願い」
早く、早く、早く。
こんな無駄話する前に早くみのりを治してよ。
おそ「デカパン！！！早く治せよッ！！」
こらえきれなくなったおそ松兄さんが怒鳴った。
イライラが募ったおそ松兄さんの顔は、
苛立ちとやり場のない怒りで歪んでいた。
デカパン「本当に覚えてないだすか！！！」
さっきの弱い声とは裏腹に、
デカパンは決心したように怒鳴った。
デカパン「この子の声で分かったはずだす！！六人もいれば一人くらいはもう分かっているはずだす！！」
一「声・・・！？」
カラ「声・・・か」
おそ「・・・声って」
チョロ「声・・・」
でも、なんとなく誰かの声に似ていたような気がする。
それは、
初めて会ったときから感じていたことだ。
感じているのに、誰だか思い出せない。
何か、
胸の奥がもやもやするんだ。
おそ「俺は・・正直、誰かの声に似ているな・・とは思っていたけど、・・・・思い出せないんだよ。どんな奴だったか」
チョロ「僕も。まったく思い出せない・・」
一「僕は」
一瞬沈黙が続いた後、
一松が口を開いた。
一「ずっと誰かの声に似ているな、とは思ってたけど」
カラ「？」
おそ「思ってたけどなんだよ」
一「今誰の声か分かったよ。」
デカパン「！！」
、
、
、
一「この声、
Aの声にそっくりだなって思わない？」
In fact, she is. ＊３７→←Suddenly, she is. ＊３５
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霙 - グラサンかけてるニートの時点であなたはもう立派な不審者よでお茶吹きました (2016年10月10日 12時) (
レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 気にしないで!!他の作品も読んでみます！！ (2016年8月15日 18時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - メアさん» 続編でも呼んでくれてありがとうございます(#^.^#)嬉しいです！！ (2016年8月15日 18時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 久しぶりです!!見ました!!面白いです (2016年8月14日 22時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - 甘茶さん» ありがとうございます！頑張ります(*^_^*) (2016年8月2日 22時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らっきょうキング | 作成日時：2016年3月21日 14時
