外見が美しければいいんだよね？【おそ松さん】

Game bet the pine.　　　　　＊２８ ページ31

おそ「あーっ！！また負けた！！」




一「おそ松兄さん弱すぎ」







おそ松兄さんとオセロを初めて約１時間。


現在３０勝０敗。







おそ「もうお前優しくしてくれないからつまんない！やめる！」



一「はいはい勝手にどうぞ」







ついに兄さんはあきらめて
部屋に大の字になって寝ころんだ。




僕はテーブルゲーム系には意外に強い。



兄弟の中で行うといつも一位。２０年も一緒にいれば行動パターンも読めてくる。

つまり楽勝ってこと。








一「じゃあさ、おそ松兄さん。勝負しない？」




おそ「いやいや、お前になんて勝てるわけないから」


一「だからもし勝ったらってこともあるでしょ？」




おそ「うーん・・まぁ・・」







一「だからさ、勝負しよーよ。」






おそ松兄さんはパッと起き上がり、俺の顔を見た。







おそ「何を賭けて？」






僕を見るその目はもうのほほんとしたものではなかった。

めっちゃ真剣な目だ。






さすが、パチ松兄さん←





毎日パチンコやってるだけあるな。









一「もちろん、みのりを賭けて」


おそ「乗った」







即答かよ。

どんだけみのりのことが好きなんだよ。







一「おそ松兄さんが僕に勝ったらみのりと仲良くしていても弟たちの邪魔はさせない約束ね」





おそ「おお！それはいいな！今まで闇人形かと思ってたけど意外に優しいんだな一松ゥ！」


一「まぁね((ニヤ」






一「それでもし僕が勝ったら、おそ松兄さんどころか他の松どもにみのりを近寄らせない。
　
　 そして僕が独り占めする」







おそ「うっわ闇松人形」←








まぁこの勝負、勝ったも同然でしょ。


ああ、楽しみすぎてにやけが止まらない。









僕たちはオセロを始めた。

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