She got a beautiful voice. *24 ページ27
貴「博士、お願い。声を変えたいの。」
デカパン「うーん・・そうだすか・・・」
苦い顔をするデカパン博士。
さすがに声は厳しいのだろうか。
デカパン「声を変える薬はもうあるだすが、条件が・・・ちょっとばかしややこしくて・・」
貴「ややこしい?」
デカパン「そうだす。」
言いにくそうに口を開く博士。
デカパン「薬を使うには、唾液に異性のものが入ってないとダメなんだす。」
貴「異性?」
異性。
男性の唾液が入ってないとダメってこと?
・・・てことは、
キスしないといけないのか。
貴「で、でも・・・一回だけでいいんだよね?何回もしなくても・・」
デカパン「いや、何回もしないといけないだす。その異性の唾液のDNAによって、薬は一時的に効くだす。声を変えたい期間だけ、何回もだす」
な、何回も・・・?
そんなこと、できるわけない。
私、
今まで誰とも付き合ったことないのに。
でも、
私は復讐のためならなんだってやってやるんだから。
貴「分かった。博士、その薬ちょうだい?」
= = = = = = = = = = = =
家で、考えた。
その異性の唾液は一種だけにしないと効果がなくなるらしい。
それならいっそ、
『あいつら』の誰かにしちゃえばいいじゃん。
そうすれば
あいつらの誰かと離れられない関係になって、
一生離れることなく、復讐することができる。
でも・・・問題は誰にするか。
6人じゃ多すぎて決められない。
やっぱ長男だから、おそ松かな。
いや、裏を取ってカラ松とか?
それとも一番免疫なさそうなチョロ松?
口が堅そうだから一松とか。
一番意外そうな十四松?
一番ありそうなトド松?
どうしよう。
貴「・・・あ、そうだ」
しばらく考えていると
思いついた。
貴「私と一番最初に会った人にすればいいじゃん」
She chose opponent. *25→←She was disturbed to them. *23
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霙 - グラサンかけてるニートの時点であなたはもう立派な不審者よでお茶吹きました (2016年10月10日 12時) (レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 気にしないで!!他の作品も読んでみます!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - メアさん» 続編でも呼んでくれてありがとうございます(#^.^#)嬉しいです!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 久しぶりです!!見ました!!面白いです (2016年8月14日 22時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - 甘茶さん» ありがとうございます!頑張ります(*^_^*) (2016年8月2日 22時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らっきょうキング | 作成日時:2016年3月21日 14時