外見が美しければいいんだよね？【おそ松さん】

Morning she woke up. ＊２０ ページ23

翌朝。




私は、六時ごろに目を覚まし、一松から抜け出して

帰り支度をして、置手紙を置いて松野家を出た。






一松は気持ちよさそうにすやすやと熟睡していたため、ばれずに済んだ。






他の奴らも、やはり熟睡しているからか、

ちょっとやそっとの物音では起きはしなかった。






貴「はぁ・・疲れた。」




家に戻ったところで、

ソファに座り、冷たい水道水をごくりと飲んだ。






いくら顔が変わったって、


中身は私。

中身はあいつらのことが嫌いで、ブサイクだったA。






嫌いな人たちに笑顔を振りまくというのは、





精神的に来るものがある。







貴「まだ疲れ取れそうにないから寝るか・・」






まだ朝の六時だから、

もう一回寝よう。









そう思い、私はベッドに倒れこんだ。









眠って、眠って、すっきりしてしまおう。





あのころの耳も目もふさぎたくなるような過去なんかすべて忘れるくらいに。

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