72.｢人格が出てくるってありかよ」中半２ ページ26
赤のA「魔物でモ催眠魔法ってかかるんだナ。」
催眠魔法…？
私がそう思っているとクレイが言った。
クレイ「なるほど…。通りでおかしいと思ったわ。何を言っても聞こうとしないし、主であるあなたを守ろうともしない理由が。」
剣を作り出しながらクレイが言う。
…。
つまり、ミカさんの使い魔は他人の使い魔ってことだったのか…。
ミカ「だから何？」
ミカさんが開き直ったかのように赤のAに言った。
赤のAは「特に何もないケド」と言いながら、刀を作り出し切った。
ミカさんの…いや、知らない人の使い魔を。
赤のA「…こういう奴がイルから人間は嫌イなんだ。カノンやクレイを見て少しはマしな人間がいると思ったのニ、やっぱコイツのような奴もたくさんイル。」
赤のAは目を細めながら周りを見渡す。
禍々しい赤のAの気にみんな怯えているようだった。
カノン「ねぇ！！」
皆がしゃべれないほどの空気の重さの中、私は声を張り上げていった、
「なんであなたはここから出てきているの？」
赤のA「ソノ俺より俺の方が、力ガ上回った。ダカら、その俺の中から俺は出るコトができた。そいつハもう弱イ。」
Aが弱い？
なんで…？
力が回ったということは今までAの方が、力が強かったということだ。
なら、なんでいきなり…。
そんなことを考えていると、その考えを読んだのか赤のAが答えた。
「魔力補給ができていないからな。」
カノン「魔力補給？」
赤のA「なんダ…知らなかったノか。魔物ト契約するときに体の中でパスがお互いつながルンだ。だけど、カノンお前のパスの管ガ細すぎテそんなにオ前が魔力を持っていヨウといなかろうとコイツは魔力の補給ができなかったンダ。」
赤のAの説明を聞いて今回赤のAが出てきてしまったのは、私の責任にあることに気付く。
そんな…。
どうしよう…。
私はAを見て思った。
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ナルス(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！！ (2018年2月4日 2時) (
レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！！ (2018年2月3日 2時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナルス | 作成日時：2018年1月22日 19時
