11.｢目の前にいた女｣後半 ページ13
カノン「…誰なの？」
素直な疑問が俺に降り掛かってきた。
簡潔に話そうと、口を開き言った。
A「俺の名前はA。アンタだろう？俺を呼び出したのは……。」
呼び出しておいて、誰なの？とはどういうことなのか。ため息が交じるのを許して欲しい。
俺が当然のことのように言ったことに驚いたような顔をする女。
カノン「え？……??…私が……呼び出した？……?」
言われた内容が頭に入ってこないようで、口に出して復唱している。
何に驚いているのかよく分からないが頷く。
A「呼び出したんだろ？この魔法陣で。」
俺が出している焔しか、今は光がないが指を指して言った。
カノン「……え。まぁ、…うん。……。」
そんな曖昧な返事を女がした時、家のブレイカーが戻ったのか、電気が付いた。
電気が着くとお互い向かい合っていたので女から、まじまじと俺の姿を見られる。
カノン「…!!?ひ、人型?!」
……。
何なんだこいつは。
一々人の顔を見るなり驚いた顔をして、俺の名前でどんな使い魔なのかとか把握出来なかったのか?!
まぁ、そんなことはどうでもいい。
この女がこの魔法陣で俺を呼び出したのは事実だ。
A「なら、アンタが俺の主だ。」
半ば、強制的のような気もするが致し方ない。
カノン「う、うん。…。」
12.｢この女が置かれている状況｣前半→←10.｢目の前にいた女｣前半
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ナルス(プロフ) - ﾚﾐさん» ありがとうございます(´∇｀) (2018年1月31日 20時) (
レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ﾚﾐ(プロフ) - 待ってましたァ！更新頑張ってください！ (2018年1月31日 5時) (レス) id: 1bc108194c (このIDを非表示/違反報告)
ナルス(プロフ) - うに。さん» ありがとうございます！！ (2018年1月22日 19時) (レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
うに。(プロフ) - 早速来ました！更新頑張ってください！ (2018年1月22日 18時) (レス) id: 090bd62cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナルス | 作成日時：2018年1月22日 18時
