検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:92,869 hit

(11) ページ11






まだ数分も経っていないけれど、

無意識のうちに落ちた視線。





「だめ、俺だけを視界に入れてて。

そらさないで。」



「っ、ごめんなさい、」





再び重岡さんだけを見つめる。


真っ黒な前髪越しの瞳は

まるで何か宿しているかのごとく。



邪魔になった袖をまくると、

覗いたのは筋肉質な腕。





「よっしゃ、ひとまず完成」





その言葉と共に、ふっと表情が和らいで、

こちらに向かってまた歯を出して微笑む。



するとすかさず新しいキャンバスに

取り替えたなら、

私の方まで歩いてきて、後ろに回った。





「ほな次は、はだけさせるな?」






(12)→←(10)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
722人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

junjun(プロフ) - お話を読ませて頂きました。凄く引かれて、やばり全ては謎のままでしたのでもし気が向いたら続編などを書いていただければ嬉しいです(//∇//)これからも新しい作品心して待ってます笑 (2019年7月6日 1時) (レス) id: 0f44454c78 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:莉屡 | 作成日時:2019年6月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。