積極的な透真くんと嫉妬深い空助くんに振り回されるわたし。【斉木楠雄のΨ難】

14。空気読め ページ18

貴「じ、冗談やめてよ、本当...」









怖くて後ずさりする









だが掴まれていた手を引き寄せられる









私はふとあることに気付く









貴「やっ、ちょ、わわわわ私、裸っ！」









空助にいいようにされていたせいで自分が裸になっていたのを今気付く









掴まれている手を振りほどき胸を隠す









空助「ふっ、なに今更。別にもう沢山見てるし隠す必要ないでしょ」









そう言うと体を隠していた両手を掴み体を舐めるように見てくる









貴「や、やだ！」









裸を見られたくなくて暴れると









ダンっ









床に押し倒される。両手は床に押し付けられている









貴「っ、嫌！見ないd」









口を空助の唇で塞がれる。口をこじ開け舌を入れてくる









貴「んっ、ふあ」









舌を絡め、さらに角度を変えて絡めてくる









貴「っふ、う」









酸素が欲しくなり顔を背けると口を離した









貴「っは、」








息苦しくてぼーっとする









空助「やっと静かになったね。あんまり騒ぐと誰か来るよ？こんなところ見られたら..」









ちゅっ、と唇を合わせてくる









貴「ん、」









空助「恥ずかしいでしょ？僕はいいけど」









クスッと笑う









楠雄(おい、さっきから何をやっている)









貴・空助「？！」









楠雄(超能力者の僕の気持ちを考えろ。さっきから聞きたくもない声をと見たくもない映像を見せられているんだからな)









貴「いやそれは勝手に楠雄くんが千里眼で覗きしてるだけじゃん！ていうか助けてよ！」









楠雄(僕が直接助けに入ったら余計ややこしくなる)









貴「いやいやいや！」









空助「あーあー、せっかくいいところだったのに邪魔しないでよ。楠雄」









ぷくっと顔を膨らませる









楠雄(え、僕のせいなのか)









貴「もう嫌！楠雄くんも空助くんも嫌い！」









ドンッ









空助「わっ..！」








私は空助を押しのけ風呂場をあとにした

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