53話 憑依 ページ7
憑依「クフフフフ、A？その子を連れて行くのはやめてください。」
この声…
骸だ。
それ以外ないな。
憑依弾か何かで憑依してんのか。
怖いな。
貴方「とりあえずこいつを外に逃がすだけだ。別にこんなガキが何処に行こうと構わねぇだろ？」
憑依「それが構うんですよ。その子供は物凄い幻術のセンスがあるんです。これから育てていけば凄い使い物になる。」
…こいつが？
こんなリンゴ被ってる奴がそんなセンスあるとは…てこいつのこのリンゴがまず幻覚だったわ。
騙された。
フラ「だから言ったじゃないですかー。外には人がいるってー。」
そんなの聞いてねえわ。
ガン無視だったわ…
貴方「…骸！お前がやってることは間違ってるとは言わねぇ。でも、俺はどうしてもお前のやってることは止めなきゃならない！！」
俺が今までやってきたことも大概だけどな。
正直、ランチアの話を聞いたときはかなり堪えた。
まさか、お前がそんなことをするとは思いたくも無かった。
憑依「どうしてですか？君なら僕の理解者になってくれると思っていたのに…」
シュンとしてしまった。
なんか罪悪感が募る。
しかし、私はあいつのやってることは正しいとは思わないし、９代目が私に手出ししていいと判断したんだからここで仕留めさせてもらう。
貴方「お前は、ここで止める。」
フラ「おぉー、なんかカッコイイです！」
お前は黙って物陰に隠れてろよ。
憑依「クフフ、どうしても君と戦わなければならないのですか。仕方ありません。君を倒して契約させていただきます。」
骸のその言葉と同時に辺りから黒曜生のような制服のやつらがわんさか出てきた。
まさか、こいつら全員…
憑依「マインドコントロールってやつですよ。」
どうりでな。
目が死んでると思った。
そんなことを考えていると、そいつらが一斉に襲い掛かってきた。
数がいれば勝てるとでも思っているのか？
それだったら心外だな。
私はナイフを取り出すと、八方に飛ばした。
彼らの鮮血が舞う。
やっぱりな。
数なんて多くても何も役に立たない。
憑依「…予想以上の強さです。いいでしょう。僕が相手になります。」
ようやくお出ましだ。
さっきは本気で相手してなかったからな。
お互い。
今度こそ、決着を付ける。
こいつと戦えるのは楽しみだな。
貴方「ししっ」
憑依「クフフ……」
フラ「あははははー」
貴方・憑依「お前は黙ってろ(なさい)！！」
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フィラン - いつも楽しく読ませてもらっています！途中で主人公の一人称が私になってたのが少し気になってました(笑) (2015年6月10日 23時) (
レス) id: 92b6a6750a (このIDを非表示/違反報告)
ラン - まだ間に合うのならザンザスに一票入れたいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月3日 14時) (レス) id: 1e40475473 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 皆さんアンケートご協力ありがとうございました！あと5日くらいで締め切ろうと思います！途中経過はフランが1位で、ザンザスが2位です。まさかフランがこんなに人気があるとは思いませんでした笑 感想を書いてくれた皆様、これからも書いていくのでお願いします！ (2015年2月28日 16時) (レス) id: 2a554c6a61 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ依存症★ - 初めまして！！お話、面白いです(´∀`)オチは、フランでお願いします！ 更新頑張ってください！ (2015年2月28日 15時) (レス) id: a703f155f4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - オチ 、フランに入れますー (2015年2月28日 9時) (レス) id: e13bf30126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピクリン酸 | 作成日時：2015年2月19日 19時
