90話 霧の守護者 ページ44
今日は、霧の守護者戦だ。
ところで、向こうの霧の守護者は一体誰なんだ？
マーモンの奴が念写しても全然正体が掴めないと愚痴ってたし、私ですら分からない。
というか、ツナや山本や獄寺ですら知らない様子だったな。
霧の守護者戦。
今日はマーモン…
なんだか嫌な予感しかしない。
相手が一体誰かにもよるが、やばい気がする。
フラ「どうかしたんですかー？」
貴方「あ、いやなんでもないよ。」
フランには最近心配かけすぎたな。
もう少し安心させてやりたいんだけど、その余裕が今の私にはない。
フラ「…今日も、夜行くんですか？」
貴方「あぁ。行くよ。」
観戦しかないがな。
フラ「ミーも連れてってくださいー！」
そう来たか。
でも流石に関係のない奴を連れてくわけにはいかないしな。
貴方「駄目だ。お前は今日もお留守番」
フラ「えー！？」
それに、本当に今日は不思議な感覚がする。
不思議というか、いつもとは違う感覚…
一体霧の守護者は誰なのだろう。
それは、私の知っている人なのだろうか。
＊＊＊
時間となり、並中の体育館に移動した。
もちろんフランは置いてきた。
かなり渋っていたが…
そんな時、ある感覚がした。
心臓が飛び跳ねるような、不思議な感覚…
どうやら、向こうの霧の守護者がお出ましのようだ。
貴方「どう思う？マーモン。」
マモ「とうやら、向こうの守護者も僕と同じように特殊な人間のようだ。さっきの念写も変な力で阻止されたしね。」
変な力…ね。
マーモンの力も十分変な力だけどな。
念写とか。
なんで鼻水でそんなこと出来るんだよっていつもツッコミたいし。
そんなこと言ったら私の紋章の力も変な力か。
世の中変な力で溢れてるな。
そもそも死ぬ気の炎自体が変な力だな。
と、そんな話をしている間に向こうの霧の守護者はやって来た。
連れている二人は…
貴方「城島犬と柿本千種！？」
私は思わず彼らに走り寄った。
ツナ「あ、Aちゃん…」
彼らも別に私が近寄っても何も警戒しない。
やっぱり甘い奴らだな。
甘いけど、優しい…
そして、最後の一人が入ってくる。
謎「我が名はクローム……クローム、髑髏」
そう言いながら入ってきた彼女。
私は何となく親近感を覚えた。
ツナ「六道骸じゃ…ない！？」
貴方「クローム？」
クロ「貴方が、Aさん。」
え？
私……？
貴方「…そうだけど。」
クロ「そう…」
それだけ！？
名前呼んできたのに、それだけ！？
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フィラン - いつも楽しく読ませてもらっています！途中で主人公の一人称が私になってたのが少し気になってました(笑) (2015年6月10日 23時) (
レス) id: 92b6a6750a (このIDを非表示/違反報告)
ラン - まだ間に合うのならザンザスに一票入れたいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月3日 14時) (レス) id: 1e40475473 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 皆さんアンケートご協力ありがとうございました！あと5日くらいで締め切ろうと思います！途中経過はフランが1位で、ザンザスが2位です。まさかフランがこんなに人気があるとは思いませんでした笑 感想を書いてくれた皆様、これからも書いていくのでお願いします！ (2015年2月28日 16時) (レス) id: 2a554c6a61 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ依存症★ - 初めまして！！お話、面白いです(´∀`)オチは、フランでお願いします！ 更新頑張ってください！ (2015年2月28日 15時) (レス) id: a703f155f4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - オチ 、フランに入れますー (2015年2月28日 9時) (レス) id: e13bf30126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピクリン酸 | 作成日時：2015年2月19日 19時
