47話 催眠ーsideツナー ページ1
ーランチア戦後ー
ツナ「そういえば！Aちゃんがいない！！」
獄寺「あぁ、あいつなら確か十代目の後を追って…」
山本が戦線離脱し、メンバーはリボーン含めて４人となっていた。
俺たちは元々Aを戦力として見てはいなかったが、それでも大切なクラスメイトを見捨てることは出来ない。
俺の行った道を探しに行っていた。
そこで…
ツナ「何このバトルの跡ーーー！！」
リボ「こりゃあ手練れ同士の戦いだな。それもそうとうの…」
そう。
そこは骸とAの戦いの跡だったのだが、その頃の俺はそんなこと知る由もなかった。
獄寺「十代目！見てください！あそこに人が…」
ツナ「あれは、Aちゃん！？」
皆急いで駆け寄る。
リボ「なんかの催眠にかかっているみたいだな…こりゃあ厄介だぞ。」
ツナ「そんな…！」
リボ「それが解けない限り、一生目覚めないな。」
皆がAを心配そうな目で見つめる。
催眠。
しかし、それを解くにはヒントが圧倒的に足りない。
獄寺「こいつも山本と同じ所に運んでおきましょう。このままでは埒があきません！」
ツナ「でも…」
リボ「でもな獄寺、催眠には種類があってな、物によってはかけられてから一時間以内に解かないと一生解けないのもあるぞ？」
ツナ「何その恐ろしいのーー！！」
リボーンの言った内容はハッタリだ。
しかしそうでもしなければ彼らはAをおいていってしまう。
彼女の力を知る為にはどうしても彼女を連れて行かなければならない。
ツナ「…でも俺、考えてみれば全然Aちゃんのこと知らないんだ……」
獄寺「十代目…？」
目の前で眠り続ける少女を見ながら歯をくいしばる。
どうしてこの子は一人で俺を追ってきたのだろう。
どうしてこんなに危ない所にこの子を連れて来てしまったのだろう。
ツナ「Aちゃん…何がこの催眠を解く鍵なのかは俺には分からないんだ。でも、聞いて欲しい！君が目覚めた時にちゃんと皆でここで待ってるから！だから、今度からは一人で行動しないで、出来れば俺達を頼って欲しいんだ。」
獄寺「十代目の ………」
俺の声に連動するかのようにビアンキもAに向かって話しかける。
ビア「貴方ね、私がこの間会った少女と凄く似てるの。誰のことを信用して良いのか分からないような不安な目。でも安心しなさい。私達は貴方がここにいる限り貴方の味方よ。」
そして、その声に反応するかのように、Aはの瞼がゆっくりと動いた。
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フィラン - いつも楽しく読ませてもらっています！途中で主人公の一人称が私になってたのが少し気になってました(笑) (2015年6月10日 23時) (
レス) id: 92b6a6750a (このIDを非表示/違反報告)
ラン - まだ間に合うのならザンザスに一票入れたいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月3日 14時) (レス) id: 1e40475473 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 皆さんアンケートご協力ありがとうございました！あと5日くらいで締め切ろうと思います！途中経過はフランが1位で、ザンザスが2位です。まさかフランがこんなに人気があるとは思いませんでした笑 感想を書いてくれた皆様、これからも書いていくのでお願いします！ (2015年2月28日 16時) (レス) id: 2a554c6a61 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ依存症★ - 初めまして！！お話、面白いです(´∀`)オチは、フランでお願いします！ 更新頑張ってください！ (2015年2月28日 15時) (レス) id: a703f155f4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - オチ 、フランに入れますー (2015年2月28日 9時) (レス) id: e13bf30126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピクリン酸 | 作成日時：2015年2月19日 19時
