5話 自己紹介 ページ7
ヴァリアー城に着いた。
でっけぇ！！
俺の住んでた王宮ほどじゃないけど、でもそんじょそこらのでかい家とは比べ物にならないくらいにでかい。
ボスはそんなことを考えながらぼーっとしていた俺の手を引くと城に入っていった。
広い廊下を進むと一際大きな部屋に着いた。
そして、その部屋に入るとそこには4人の人影があった。
銀髪「ゔおおぉおぉぉぉい！！だれだぁ！？そのガキはぁ！」
うわっ、ものすごい大音声…
鼓膜破れるかと思った。
ザン「うるせぇ！ドカスがぁ！！」
バリンと音がしたと思ったら銀髪の男の頭にワイングラスだったものが直撃していた。
あれは痛い。
カマ「まぁまぁ、ボスぅー！その子はだぁれ？可愛いじゃない？」
ザン「新しい嵐の幹部だ。」
全員「！？」
傘男「ボス！？こんなガキ使えるとは思えません！」
銀髪「俺もレヴィと同意見だぁ！いきなりつれてきていきなり幹部ったぁどういうことだぁ！？」
そんな二人の発言に俺はかなりイラっときた。
ベル「ガキじゃねぇよ！ベルフェゴールだ！！」
銀髪「ゔぉ！？すまねぇ…」
案外簡単に謝ってくれる銀髪は思ったよりもいい奴かもしれない。
しかし、傘男は未だに侮蔑の目で見てくる。
刺していいかな？
ザン「教育係はカス鮫！お前だ…じゃあ頼んだぞ。」
そう言ってボスは出て行ってしまった。
あれ？
これ俺一人じゃん…
こころぼそっ！
傘男「ぬうぅぅ………ボスはなんでこんな奴を…」
その言葉にとうとう我慢してた俺の堪忍袋の尾が切れて、傘男の顔のスレスレを通るようにナイフを投げつけた。
むしろよくここまで我慢したな俺。
傘男「ぬおぉぉ！？何をする！！」
貴方「さっきからガキ扱いしやがって……次言ったら殺すよ？」
その様子を見ていた他の3人も息を飲む音が聞こえた。
本気だと分かったのだろう。
傘男「貴様ぁ！！」
赤子「いい加減にしなよレヴィ。ボスの判断が間違ってたとでも思ってるの？いくら小さくてもボスが選んだんだよ？」
こう言ってしまえば傘男は何も言えなくなるのを皆知っていた。
そして案の定黙り込んだ。
にしても、俺よりも小さい赤ん坊もいるんだ…
びっくりだなー！
こいつは俺の味方ってことでいいのかな？
赤子「まぁとりあえず自己紹介しなきゃね。僕はマーモン。それ以上の事を知りたいなら金を払ってね。」
前言撤回。
やっぱここに俺の味方はまだボスだけだ。
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ピクリン(プロフ) - 桜吹雪★さん» 本当だ！！ご指摘ありがとうございます！！ (2015年5月18日 21時) (
レス) id: 2a554c6a61 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪★(プロフ) - すいません。第四話でプリンス･ザ･リッパーのプリンスがブリンスになってますよ！ (2015年5月17日 22時) (携帯から) (レス) id: 3261f768b7 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 在り来たりなんて…！コメント貰えるだけで励みになります！！ありがとうございます！！ (2015年2月12日 17時) (レス) id: 057865812a (このIDを非表示/違反報告)
ろくむ(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！、 （在り来たりなコメントですいません(。>д<)） (2015年2月12日 16時) (レス) id: 0f13d142e3 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 夢乃さん、感想ありがとうございます！是非これからも読んでいただけてら幸いです！！ (2015年2月6日 20時) (レス) id: 057865812a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピクリン酸 | 作成日時：2015年1月30日 15時
