10話 初任務 ページ12
日本語とアラビア語を無事習得し、ようやく俺にも初任務が回ってきた。
ザン「ベル、初任務だ。行けるか？」
貴方「ししっ行けるに決まってんじゃん！」
ボスからようやく任務に行くことを許してもらえて正直凄く嬉しい。
初任務、絶対に成功してみせるし！
ザン「今回はカス鮫の指示に従え。いいな？」
なーんだ。
一人じゃないのか…
まぁ、初任務を一人で行かせるようなボスだったら俺はあの時手を取ったりしなかったけどな！
貴方「りょーかい！」
というわけで、俺はあるファミリーの幹部たちを始末するためにイタリアの北部にやってきたのだった。
スクアーロもいる。
スク「ゔおおぉおぉぉぉい！！配置につけたかぁベルぅ！！」
無線のスクアーロの声にやはり鼓膜が破ける思いをした。
なんだこの声のデカさ。
いい加減にしてほしいもんだな。
貴方「着いたよ。」
スク「よぉし！じゃあ窓から侵入しろぉ！」
貴方「りょーかい」
窓は開いていなかったが、壊して入る。
あくまでも最初のうちは気付かれてはいけないため静か壊す。
貴方「しししっ。かーんたん！」
その部屋には一人だけ寝ている人間がいた。
顔を見るとデータでもらっていた幹部の内の一人と一致した。
正直言って、ここまで侵入されて起きないのはマフィアの幹部失格だな。
そう思いながら、俺はその人物の喉を指して一撃で殺した。
貴方「スクアーロ。ターゲットの内の一人をやったぜ。」
スク「よおぉし。じゃあ次は…」
それからスクアーロに言われるがままに一人、また一人とターゲットを潰していく。
そして、最後はボスのみとなった。
しかし、その部屋に辿り着く直前。
頭に銃口を突きつけられている感覚を覚えて目線を後ろへ向けた。
そこには例のファミリーのボスと何人かの部下達が群がっていた。
貴方「やっべ…」
スク「どおした！？」
無線から聞こえる声に返答している暇は無かった。
敵「まさか、あのボンゴレにこんなガキがいるとはな…墜ちたものだ。」
その言葉にイラっときたが、今は感情を表に出している場合じゃなかった。
敵「うちの幹部全員を亡き者にしてくれちゃってな…舐めやがって！」
その顔は明らかに怒りの色があった。
敵「このガキを殺せ。」
ファミリーのボスがそう言った途端に部下たちは一斉に俺に向かって銃を放った。
そしてその内の何発かが擦り、一発、肩に命中した。
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ピクリン(プロフ) - 桜吹雪★さん» 本当だ！！ご指摘ありがとうございます！！ (2015年5月18日 21時) (
レス) id: 2a554c6a61 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪★(プロフ) - すいません。第四話でプリンス･ザ･リッパーのプリンスがブリンスになってますよ！ (2015年5月17日 22時) (携帯から) (レス) id: 3261f768b7 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 在り来たりなんて…！コメント貰えるだけで励みになります！！ありがとうございます！！ (2015年2月12日 17時) (レス) id: 057865812a (このIDを非表示/違反報告)
ろくむ(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！、 （在り来たりなコメントですいません(。>д<)） (2015年2月12日 16時) (レス) id: 0f13d142e3 (このIDを非表示/違反報告)
ピクリン(プロフ) - 夢乃さん、感想ありがとうございます！是非これからも読んでいただけてら幸いです！！ (2015年2月6日 20時) (レス) id: 057865812a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピクリン酸 | 作成日時：2015年1月30日 15時
