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「馬鹿女……？」
「ああ、最近何かと十代目に絡んでくるうざってぇ奴がいるんだよ。
リボーンさんは女には優しく、と言うが……俺には出来る気がしねぇ」
「その子ってもしかして緑中だったりする？」
「あぁ？何で知ってんだよお前。知り合いか？
だったらもう二度と10代目に近づくなって言っといてくれ」
「いや違うけど……名前は？」
「あー確か……三浦ハルだったな」
「ハルちゃん、ね……」
意外とあっさりと名前を知れてしまった。
この男は自分の興味が無いことに関しては口が緩いのかもしれない。
「じゃあその子、ツナの事好きなんだ」
「知るかよそんなこと」
花が言えば、どうでも良さげに獄寺が吐き捨てる。
何かと絡んでくるという時点できっとそれは確実だろうが、何にせよ彼からは三浦ハルなる人物についてこれ以上の情報は得られないだろう、と花は確信する。
「まぁあんたそういう話に疎そうだしね」
「興味ねぇんだようるせぇな」
獄寺はそう言ってまた元の体制に戻ろうとする。
花もそろそろちゃんと授業を受けようと姿勢を正すが、ずっと不機嫌そうな顔をしていた獄寺を少しからかいたくなってしまい、「じゃあツナの好きな人とかも知らない？」と口に出してみる。
「……あぁ？」
「やっぱ知らないんでしょ。
ふーん、誰よりツナの事知ってるみたいな口ぶりだったのに、知らないんだ」
初めて見る獄寺の焦ったような表情に、花は何となく楽しくなってきて、更に彼を煽ってみる。
「なっ……！？お前が知ってて俺が知らない訳が無いだろ！！」
「でも知らないんでしょ？」
「どうせお前の嘘だろ！果てろ！」
「まぁ勝手に嘘だと思っとけば？」
「てめぇなぁっ……！」
「そこの二人」
その声に、言い合いをやめて目を向ければ、微笑みを浮かべる教師と目が合った。
＿＿うわ、最悪。
「そろそろ黙んないと課題出すけど」
＿＿今のはどう考えても獄寺の声がデカすぎるのが悪くない？
花は心の中で悪態をつきながらため息を吐いて、「すみませーん」と平坦な声を出す。
獄寺は軽く舌打ちして花を睨んでから、机に突っ伏して寝る体勢を作った。
以前ならそのまま教室から出て行っていたであろうが、沢田から注意されたのか否か、一応出来るだけ出席はする方針になったらしい。
「なんで私睨まれなきゃいけない訳？」という花の小言は、小声でもAの耳に届いていたらしく、花と目が合った彼女は少し笑った。
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水団子(プロフ) - 氷輝さん» いい文才…いい文才…うわぁぁぁぁ(錯乱)嬉しいお言葉ありがとうございます。出来るだけ更新頑張って行きます。コメントありがとうございました (2015年5月2日 17時) (
レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - とっても面白いです！！凄くいい文才をお持ちですね！うらやましいです！無理せずに更新を頑張って下さい！待って居ます！ (2015年5月2日 17時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - うさうさ(U*・×・*U)ﾛｯﾌﾟｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧさん» え。え。え。ちょ、文才、文才落ちてませんかァァァうさうささんに差し上げられるような文才落ちてませんかァァァ((すみません、私の文才は行方不明でして… ちょっとホント…どこ行ったんだろう(( 温かいコメントありがとうございます (2015年4月26日 20時) (レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ(U*・×・*U)ﾛｯﾌﾟｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧ - 文才をください…うらやまですよっ(ｷﾞﾘｨｨｨｨｨｨｨｨｬｧｧ← (2015年4月26日 20時) (レス) id: 39ae0504b8 (このIDを非表示/違反報告)
蝉時雨(プロフ) - いえいえ (2014年5月13日 12時) (レス) id: d5daaf2600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水団子 | 作成日時：2014年5月8日 18時
