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「しゃーない、やっぱ自分たちで調べなきゃか」
そう言って、花はまた和菓子に手を伸ばした。
本日九個目だ。
「でもやっぱり、ツナくんがボス候補なのは確実だね。お父さんも関わってるんだ」
笑う京子に、Aも笑顔で頷いて、それから下を向いた。
「でもツナ自身ばまだ断ってるっぽいよ、十代目のボスになること」
「へぇ……まぁ、キャラじゃなさそうだしね」
確かに、直接接触したのは今日初めてだったけど、見た感じ、マフィアなんて物騒な言葉が似合う人ではなかった。
あ。そういえば。
「あと、これは、自分で調べたやつなんだけど」
「おー」
「ツナのバックに何かしらの大きな存在がいるってこないだ話したじゃん。その、人……かどうかもわからないレベルなんだけどね、なんか、次世代のボンゴレのメンバーを集めてるらしくて」
そろそろ、外彫りも固めなきゃいけない、のかもしれない。
「まあ、ボス候補がいるなら部下も必要だもんね。……あ、山本くん、とか？」
山本、武＿＿
「多分、目つけられてると思う。……」
その言葉の続きは飲み込んだ。
「……ふぅん。んじゃ、他にもそういう人探してみるか」
そう言ってまた手を伸ばした花は、一瞬動きを止めて、あからさまにがっかりした表情になった。
助けを乞うような目でこっちを見てくる。
和菓子、なくなっちゃったか。
「Aの手作り菓子……私の生きる糧……」
ぼそぼそと呟く花。
Aは席を立って、昨日冷蔵庫から甘い香りのする箱を取りだし、机の上に置いた。
「和菓子だけじゃ足りないと思って」
覗き込んでくる二人に中が見えるようにしてそれを開けた。
「わあ、ミルフィーユだ！！美味しそー！！」
「…Aにおすすめの良い嫁ぎ先があるんだけど」
「うーん、奈倉坂に嫁入りするのは荷が重いかなぁ」
そう言うと、花は口を尖らせ、今度は京子が「じゃあ私と結婚しよう！」と騒ぎ出す。
____京子、ウエディングドレス似合いそう。
純白の彼女の隣に並ぶのは、沢田だったりするのだろうか。ぼんやりと考えながら言葉を返す。
「えー、了平くん厳しそう」
「Aなら大歓迎なのにー」と不満気な京子と未だに文句を言っている花。
今日の話し合いがこれ以上は進展しないことを悟り、Aはため息をついて小さく笑った。
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水団子(プロフ) - ミリアさん» 加えてリクエストありがとうございます！今のところリボーンの新作を作る予定はありませんが、もし作ることになれば前向きに検討させて頂きます。実はワートリは下書き中のものがあるので、公開したら是非覗きに来て下さい^^コメントありがとうございました！！ (2019年3月25日 2時) (
レス) id: 1b84b6b99e (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - ミリアさん» 一年越しの返信失礼いたします。遅くなってしまい本当に申し訳ありません、、、気に入っていただけて光栄です！！更新不定期ですが、気長に付き合って頂けると嬉しいです。 (2019年3月25日 2時) (レス) id: 1b84b6b99e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張てください (2018年4月1日 10時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - 三日月さん» キター！！！意外とスレツナ好き多くて嬉しいです。あの性格でスレてたら絶対モテるんだろうなぁ、と思います。まあ何にしたってツナ可愛いですよね(( コメントありがとうございました (2015年7月17日 22時) (レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - スレツナキター！！！ (2015年7月17日 22時) (レス) id: 835df9eb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水団子 | 作成日時：2014年4月9日 23時
