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「おかえりーリボーン」
ドアを開けると、ベッドの上で雑誌を読むツナが見えた。
「おいツナ。客だぞ」
「うん。3人いる？誰？
……まさか」
先に部屋に入ったリボーンに続き、3人も部屋へと足を踏み入れる。
いかにも「男子中学生」という感じの部屋で、少し散らかっている。
＿＿意外と普通だ。
そんなことを思いながら、Aは「お邪魔します」と会釈をした。
その声を聞いたツナが勢いよく起き上がって、こちらを見た。
「なんで……」
悪い予感が当たった、とでも言うような顔をしてそう呟き、リボーンを見つめる。
こちらからはリボーンの表情は伺えないが、ツナはその表情を見て観念したようで、ため息を付いてから「いらっしゃい」と笑った。
「いいお父さんになりそう」とAはぼんやりと考えたが、「お父さん」というワードが引っかかった。
Aに父親はいない。
Aは彼の顔は薄らと覚えているが、あまり話した記憶はない。
大きな仕事で事故にあい、亡くなったと聞いている。
歌ノ屋は代々女性が中心とされているが、Aの母親である初穂が治癒系の術式しか使えなかったため、婿養子となった父親の空海が歌ノ屋を継いだそうだ。
彼が亡くなったあとは、その前の当主であった祖母、八雲がもう一度当主になり、次期四十代目をAが引き継ぐことになっている。
ローテーブルにつくように、とツナが3つクッションを置いていく。
一言礼を言って、Aたちはそこへ座った。
「で？何しに来たの、3人は」
「金を返すために寄ってもらったんだ。コーヒー屋に行ったはいいがサイフを忘れてな。そこへ偶然Aが来て、ってわけだ。サンキューA」
お金を渡されたAは、微笑んで「よかったのにこれくらい」と返す。
＿＿偶然、ね。
リボーンはニヤリと笑い返した。
「しっかし、意外と普通なとこ住んでんのねツナ」
「普通が一番だろ。ってかお前らはなんで来たんだよ」
「私たちも、Aと一緒にいたの。リボーンくんが構わないって言ってくれたから、お言葉に甘えて着いてきちゃった」
Aは部屋を見回す。
銀のハードバッグが目に入った。
なんとなく、感じるものがある。
リボーンの持ち物なのだろうか。
すると、ドアをノックする音。
「ようこそいらっしゃい！ツナの母でございます」
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水団子(プロフ) - ミリアさん» 加えてリクエストありがとうございます！今のところリボーンの新作を作る予定はありませんが、もし作ることになれば前向きに検討させて頂きます。実はワートリは下書き中のものがあるので、公開したら是非覗きに来て下さい^^コメントありがとうございました！！ (2019年3月25日 2時) (
レス) id: 1b84b6b99e (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - ミリアさん» 一年越しの返信失礼いたします。遅くなってしまい本当に申し訳ありません、、、気に入っていただけて光栄です！！更新不定期ですが、気長に付き合って頂けると嬉しいです。 (2019年3月25日 2時) (レス) id: 1b84b6b99e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張てください (2018年4月1日 10時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - 三日月さん» キター！！！意外とスレツナ好き多くて嬉しいです。あの性格でスレてたら絶対モテるんだろうなぁ、と思います。まあ何にしたってツナ可愛いですよね(( コメントありがとうございました (2015年7月17日 22時) (レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - スレツナキター！！！ (2015年7月17日 22時) (レス) id: 835df9eb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水団子 | 作成日時：2014年4月9日 23時
