文豪達の理性崩壊注意報

虎は野獣です【中島敦】 ページ8

敦「僕…Aさんの事が好きです」

ずっと好きだった敦くんに告白されて付き合うことになった。

____のに。


貴「全然進歩しない！」


付き合って2ヶ月ちょい。私達はキスはおろか手を繋ぐことさえしていない。

最早これを恋人と呼んでいいのか?


太「あはは、Aちゃん声に出てる。敦くんがいなくて良かったね」

貴「え、今私声に出てました！？」

マジか。これは恥ずかしい…。

太「それよりAちゃん、敦くんと進歩したいんだって？」

太宰がニヤリと笑った。



太「と、いうことで今から王様ゲェムをやりまーす♪」


____どういうことで？敦くん困ってるし。


太「はい、みんなクジを引いていってー」

みんながクジを引いてった。


太「誰が王様？」

乱「僕だよー。じゃあ早速命令するね。3番が6番をぎゅーってして、頭をポンポン撫でる」


6番もれなく私だし。

ということは3番は…。

谷「あ"ー3番僕です」

あらら？敦くんじゃないのか。

乱「あれー6番誰かなー？」

貴「えっと、私…です」

谷「えぇっ！Aさんには敦くんが」

乱「王様命令には絶対だよー」

谷「ごめんね…」

そして谷崎くんはふわっと私を抱きしめた。

続けて私の頭をポンポンと優しく撫でてくれた。

谷「これでいいですか？////」

貴「ナオミちゃん、ごめんね…」

ナ「A姉様ならいいですよ。あとで兄様にはしっかり教え込みますからーうふふっ」

谷「ごめんね、敦くん」

敦「いえいえ全然…」



その後、国木田さんからは壁ドンされ、賢治君にはお姫様抱っこされて、社長には耳かきしてもらっ

た。乱歩に至ってはポッキーゲーム。

リンチかよ…。敦くんが笑ってるよ…。



太「次の王様は私だね。5番が2番に床ドンしてキスして、決めゼリフ言う」

敦「あ、5番僕です」

乱「僕が2番。…なんちゃってwww」

貴「乱歩さんじゃなくって私が2番です」


___________ドンッ！

急に視界が一転したかと思うと敦くんに押し倒されていた。

続いてキスをされる。

ちょっと待て…みんなが見てる前で深くするって。

貴「んっ…ふぇ…ちょ、やめ…」


太「おぉー」

国「ちょっ…！小僧、A！///」


やっと敦くんがキスをやめてくれた。

敦「もうAが僕以外を見れないように教えるから。今日は寝させないからね？」



敦くんが野獣と化した。…まぁ、これはこれでいっか。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

みな松様、黒猫様からのリクです！

甘くなかったらすいません。

君がいないと駄目なんだ【フィッツジェラルド】→←おまえが悪いからな？【芥川龍之介】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す