運命34 ページ34
「とりあえず、日本酒と焼き鳥適当に頂戴」
「俺も」
「俺は焼酎を頼む」
『日本酒２つと、焼酎と、焼き鳥ですね。…って沖田さん貴方未成年じゃ』
「俺ァ心はもう大人だからいいんでィ」
…どんな理屈だよ
『…はぁ、少々お待ちください』
本当なら未成年にお酒を出した店も法律に違反するけど、要求してきたのその法律取り締まってる人だもんね
ホント、この人が警察とか世も末だよ
・
・
・
「…で？」
『…は？』
「…とぼけちゃってー、万事屋との関係を聞いてるんだよー！」
『…ノーコメントで』
お酒を提供して約1時間後
べろんべろんに酔っぱらっている近藤さんに、忘れてたと思っていた質問を投げかけられた
「もったいぶってねーでとっとと言え、雌豚！…ヒック」
『お前には死んでも言わないから』
「近藤さん、飲み過ぎだぞ」
『土方さんそれ近藤さんじゃなく一升瓶ですよ』
何この人達お酒はいると余計面倒くさいんですけど
土方さんなんて少ししか飲んでないのにあの状態…
「やだー、教えてくれるまで帰んないー」
『店側としては儲けになるので何よりですよ』
終いには駄々をこね始めた近藤さんを軽くあしらう
…そう言っててもそのうち帰るでしょ。この人達も一応公務員なわけだし
閉店時間に近づくにつれて1人また1人と帰って行くお客さん達
しかしこの人達は本当に帰らない。帰る気配は微塵もない
そしてとうとうお客さんが近藤さん達と奥の席に居る40代くらいの男性だけになった時、折れたのは私だった
『……もう、分かりました教えますよ！教えたら直ぐ帰ってくださいよ！？』
儲けると言っても閉店時間が過ぎて居座り続けられると迷惑以外の何物でもない
はぁとため息を零し、銀さんとの出会いや生い立ちを説明した。ついでに今度の日曜デートすることも
話し終わるころには酔いも冷めたらしく、物凄いキラキラした目で近藤さんに見られた
「ほう、やるなぁ万事屋も！俺も見習わなくちゃな！！」
「おい、止めてくれ。それ以上見習ったらマジで近藤さん土の中に葬られるぞ」
「その前に土方さんを葬ってやりまさァ」
「…上等だ総悟。テメーも道連れにしてやるよ」
『とっとと帰れよ！税金ドロボーども！！』
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梍鵺(プロフ) - 夢主可愛すぎか、、、！…銀さんがめっちゃ羨ましい。銀さん、夢主をくださいｨｨ((殴 (2020年2月9日 2時) (
レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
Y - 泣けます！(=-=) (2016年12月17日 22時) (レス) id: 7f06fa0f9d (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当にキュンキュンしちゃいました！！銀さん素敵すぎて、読みながら一人悶えていました笑 (2016年8月24日 23時) (レス) id: ef9eed23c2 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白い作品なので番外編読みたいです！ (2016年8月23日 0時) (レス) id: 3e6df181c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 番外編読みたいです。お願いします。 (2016年8月23日 0時) (レス) id: f267478968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅華 | 作成日時：2016年6月26日 17時
