運命17-銀時side- ページ17
「…」
これはどんな男だってやばくなる
赤く染まった頬に、汗で肌に張り付いた髪、荒い息、そして少しはだけた浴衣から除く白い肌…
……めちゃくちゃエ□いじゃねーか！！
あんなエ□いの有りですか！？
しかも布団の上とかまな板に魚置くようなもんじゃん←
いつもより3割増しにエ□可愛く見える！
いや、Aはいつもエ□可愛いけど
「…って違う違う」
俺ァ看病しに来たんだろうが…
このままじゃ違う意味の看病しちまいそうだ←
自分の邪念を取り払うため、いったん部屋の外に出て深呼吸
…よく考えろ銀時、相手は病人だ、熱があるんだ。おばちゃんにも言われただろう病人なんだから襲うなと
ここで襲ったら完璧嫌われるぞ…
って、あれ？もう嫌われてんだから今更か…？？
って違う違う違う！！！！
・
『ゴホッゴホッ…』
俺が理性と戦っていると、部屋の中から苦しそうに咳き込む声が聞こえた
その声に理性とか忘れてAの元に駆け寄ると、目に光るものが…
泣いてんのか？
「どうした？」
俺が聞けばうつろな瞳が俺を映す
さっきより赤みのました顔、額に乗っているタオルを取り手を乗せるとかなり熱い
「熱上がってんな…」
苦しそうに息をするA
あー俺何やってんだろ、こいつがこんなに苦しんでるのに…
自己嫌悪感を半端なく募らせながら、おでこにあった手を頬に移動させ優しく撫でる
すると気持ち良さそうに目を細めた
「ちょっと待ってろ今氷枕もってくっから」
まずは冷やさねェとな…
そう思い、冷凍庫にあるであろう氷枕を取りに行こうとすると
グイッ
「…？」
ん？なんだ？？
何かに突っかかった気がして振り向くと、Aが俺の着物の裾を掴んでいた
‟行かないで”
潤んだ瞳がそう言っている気がした
「…大丈夫だ、俺ァここにいる」
裾を掴んでいた手を握り、ガキをあやすみてぇに言えば安心したかのようにヘラりと微笑んだ
…今日は素直で可愛いじゃねーかコノヤロー
しゃーねー、こいつがまた寝始めたら取りに行くか
・
・
『スー…スー…』
・
「…ったく」
数分もしないうちにまた寝始めたこいつの額にそっと唇を落として、氷枕を取りに行く
これだけで我慢する俺を誰か褒めてくれ
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梍鵺(プロフ) - 夢主可愛すぎか、、、！…銀さんがめっちゃ羨ましい。銀さん、夢主をくださいｨｨ((殴 (2020年2月9日 2時) (
レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
Y - 泣けます！(=-=) (2016年12月17日 22時) (レス) id: 7f06fa0f9d (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当にキュンキュンしちゃいました！！銀さん素敵すぎて、読みながら一人悶えていました笑 (2016年8月24日 23時) (レス) id: ef9eed23c2 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白い作品なので番外編読みたいです！ (2016年8月23日 0時) (レス) id: 3e6df181c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 番外編読みたいです。お願いします。 (2016年8月23日 0時) (レス) id: f267478968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅華 | 作成日時：2016年6月26日 17時
