十三話、ホスト ページ13
「な、何事ですか!?」
「オーナーどうしました!?」
「オーナー!?????」
「またか……」
「わ、わわわっ、か、神羅俺っちの上着被ってろ!」
バンッという音と共に一二三程ではないが一般的目線で見たらかなり顔が整った男性が入ってくる。其処には先程の青年も居た。
「皆聞きなさい!!!!!!!其処に居る!!一二三ちゃんの!!知り合いの!!美の原石が!!何処の馬の骨と知らないクソ野郎にクソみたいな珈琲掛けられて傷がついたのよ!!!!!!!今日はお客様に!!そいつの情報を聞いて!!!!!!!とっ捕まえてやる!!!!!!!」
「え??????」
「ん?」
「はい?????」
「それ警察の仕事…」
「またか……」
「あのねぇ!!!!!!!アタシはねぇ!!!!!!!可愛い子がねぇ!!大好きなの!!!!!!!」
「そうですね。」
「知ってます。」
「はい。」
「またオカマになってる…」
「そこ!煩いわよ!!!!!!!可愛い子が、傷付けられるのは!!許さないの!!!!!!!見てみなさいこの顔!!!!!!!無茶苦茶可愛くない!?????」
オーナーはキャラクターというものが何処かへ飛んでいったのか、女性的な口調で熱弁する。
そして一二三の静止を振り切って神羅の上に被さっているジャケットを取っ払う。
『っひ……あ、ぁ……や、やだ……ひ、一二三、たす、け……』
「あああああ…お、オーナー…!だ大丈夫だ、皆いい奴だから、な、な?」
『一二三、一二三……』
「えっ、男?」
「女じゃね?」
「一二三さんとどういう……」
「めっちゃ美人……」
「視界が眩しい」
一二三は他のホスト達が神羅を目視した辺りで慌てて神羅の目の前に立ち優しく頭を撫でる。
他のホスト達は困惑していた。オーナーは興奮して居るように見える。
「オーナー…!神羅は人間恐怖症だと言って……!」
一二三はキッ、とオーナーを少し睨みつけて言った。一二三が此処まで怒って居るのは初めてなので微妙な空気が流れる。
「ご、ごめん、一二三ちゃん…みんなに見てもらいたくて……」
「気持ちはわかるけど……大丈夫だぞ、……うん、そうだ。取り敢えず服貸してくれないっすかね。俺っちの服でもいいんすけど大きすぎるんで。Mサイズくらいのがあれば。」
「あー、じゃあ
「え、あ、俺っすか?」
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伏見桜(プロフ) - ちょっと待ってもう50話??????????ポッセ描いてたのにこれに気付いてタッチペン投げてしまった……。これも一重に皆様が読んでいただいておりますお陰です。誠にありがとうございます。 (2020年5月6日 2時) (レス) id: 3120be2f53 (このIDを非表示/違反報告)
伏見桜(プロフ) - 水月さん» ありがとうございます!!お久しぶりでございます、まだまだ終わりは見えませんがいつでもフルスロットルで頑張らせていただきます! (2020年5月1日 2時) (レス) id: 3120be2f53 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - お久しぶりです!続編も見させて頂いてます!これからも更新頑張ってください! (2020年4月30日 4時) (レス) id: 13085b09f2 (このIDを非表示/違反報告)
伏見桜(プロフ) - 時神さん» ありがとうございます!!常に散々な目に遭う主人公ですがこれからもよろしくお願いします! (2020年4月20日 11時) (レス) id: 3120be2f53 (このIDを非表示/違反報告)
時神(プロフ) - たまたま見かけてシリーズ一気読みしました……すごい好きです更新頑張ってください!!!!! (2020年4月20日 11時) (レス) id: 6a39446066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伏見桜 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年4月16日 1時