鉄帽子の遣い様は"偽り"を愛す.3【家庭教師ヒットマンREBORN!】

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絶望の中におとされる如く、皆はサッと顔を青くした。

……何が、ボンゴレの名のもとだよ。





XAN「だが老いぼれが後継者に選んだおまえをただ殺したのではつまらなくなった。

おまえを殺るのはリング争奪戦で本当の絶望を味あわせてからだ。

……あの、老いぼれのようにな。」




…え？

老いぼれって……9代目だよね…。


……一体XANXASサンは、何を…？





家光「XANXAS！！貴様！！9代目に何をした！！」

XAN「ぶはっ！それを調べるのがおまえの仕事だろ？門外顧問！」


家光「きっ……貴様、まさか…！！」




家光サンの顔が、更にひきつる。

かなり、気が動転しているね。




ツナ「どーゆーこと…？XANXASは何をしたんだ？」




それは、僕にもまだわからないけれど…。

多分、大丈夫だよ。




XAN「喜べモドキども。おまえらにはチャンスをやったんだ。」


A「チャンス…。」



XAN「残りの勝負も全て行い、万が一おまえらが勝ち越すようなことがあれば、

ボンゴレリングも、ボスの地位も全てくらてやる。」




……その言葉、後悔してもしんないよ。





XAN「だが負けたら、おまえの大切なもんはすべて…消える…。」

ツナ「た…大切なもの全て…！？」




何故か、ツナと一瞬目が合った。


…君の大切なものは僕じゃない。




XAN「せいぜい見せてみろ。あの老いぼれが惚れ込んだ力を。

……鬼灯A。続けろ。」



A「ムッ……分かってますよ。

では、明晩のリング争奪戦の対戦カードを発表します。」




……そっか。次はこの人たち…。




A「明日の対戦は、嵐の守護者の対決です。」

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